『未来戦隊タイムレンジャーVSゴーゴーファイブ』(2001)
2011年 01月 18日
災魔一族の生き残り呪士ピエールがロンダーズファミリーと手を組み、タイムレンジャーを危機に陥れる。ピエールが生きていたことを知ったゴーゴーファイブも再び戦線に復帰するが、2大戦隊は時空の彼方へと飛ばされてしまう。
原始時代、江戸時代、西部開拓時代へとバラバラに送り込まれた彼らは、果たしてロンダーズファミリーの野望を打ち砕くことが出来るのか?!

この作品は『ゴーゴーファイブ』の後日談になっていて、レスキュー隊員や警察官などかつての職業に戻っている(らしい)巽兄弟たちはタイムレンジャーの存在を知っていて、一方メンバー中唯一の現代人であるレッドこと浅見竜也もゴーゴーファイブを知っている、というのが面白い点(お互いにその正体までは知らない)。
例年レギュラー・キャストのスケジュール調整に苦労しているらしいこのVシネマだが、今回は各メンバーが均等に活躍している印象があるのも特徴かな。
現在まで続くイケメンヒーローブームは、この作品に出ていた永井マサル(永井大)や、同時期に放映されていた『仮面ライダークウガ』のオダギリジョーや葛山信吾あたりから盛り上がってきたようだが、それよりも注目なのは断然、タイムピンクことユウリ役の勝村美香の方、でしょ?!
劇中のクールビューティーぶりとオフショットの笑顔とのギャップが魅力的で、これなら『クウガ』だけじゃなく、『タイムレンジャー』、ずっと観ていれば良かったかな。
そういえばロンダーズの女性幹部リラを演じていた久瑠あさ美は、今じゃ「美人すぎるメンタルトレーナー」として有名みたい。ソフトバンクの川崎宗則、女子ゴルファーの金田久美子、JRA騎手の藤田伸二といったスポーツ選手を担当しているそうで、色々な意味で凄いなあ。
それにしても『タイムレンジャー』の主題歌は、プログレっぽいというかゴスペル風というか格好良すぎ。
でも子どもにゃまず歌えないだろーなあ、歌詞に英語入ってるし。