『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』 おさらい
2011年 02月 21日
まずは第1章、考えてみると邦題から副題を削らなかったのは凄いことかもしれませんね。おかげで素直に「第2章」「第3章」と続けられる訳ですから。
それに比べると『ロード・オブ・ザ・リング』は、1作目の時に全編の映画化だと勘違いした人が・・・・・・チラホラはいたみたいですね。素直な人や”本当に”予備知識ゼロの人などは混乱したことでしょう。
ただ皮肉なことに(?)、『ロード・オブ・ザ・リング』1作目はお話の途中で見事にぶった切られて終わりますが、この『ナルニア国物語/第1章』はきちんとこれだけで完結するんですよね。
だから「第1章」とわざわざ謳わなくても、見ている人からはさほど不満は出ない筈。むしろ第2章以降を作らないことには格好が悪い、ってことになっちゃってます(苦笑)。
で、3年ぶりぐらいに見直したんですが、結構色々なシーン、覚えているもんですね。
まあ比較的短期間に3回だか4回だか見ているからでもあるんですけど、原作に思い入れがない分、充分に楽しめます。
というか、ぶっちゃけ仮にC.S.ルイスが存命でこの映画を見たとしたら、自分が書いた世界とあまりにかけ離れた殺伐とした内容に愕然となるんじゃないか、なんてことを考えたりもしてしまいます。
それとも、これはこれで愉しんでくれるのかな。
”偉大なるライオン”の表情の豊かさも良いし、いがみ合ってるペベンシー兄妹たちが最後にまとまる展開も、ベタではありますがジーンときます。
ただピーターはなかなかのイケメン君ですが、エドマンドはともかくスーザンとルーシー(特にスーザン)はもうちょっと”美少女”風の女の子に出来なかったものかと・・・。
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