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『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』 おさらい

続きましての第2章、こちらは結局一回しか見に行けませんでした。
そのせいか記憶が曖昧で、その分「この先どうなるんだろう?」とハラハラドキドキしながら楽しめましたが、うーん、こういうのって逆にヤバイか。
過去記事はこちら

『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』 おさらい_e0033570_2325367.jpg物語は前作から1年後、といっても直接は繋がっていないので、前作を知らない人でもチンプンカンプンってことはないんじゃないかと思います。ただ製作は前作から3年後なのでペベンシー兄妹、特に年少組二人は随分成長しちゃってます(実は第2章から第3章へも、物語内時間は1年で製作サイクルが3年なので、このシリーズ、そろそろ潮時なのかな)。

そして舞台は再びナルニアへ――なんですが、「こちら」側と「あちら(ナルニア)」側とでは時間の流れが違うということで、何やらすっかり別世界。実は1300年も経ってるということで、ナルニア側のキャラクターでお馴染みさんは一人もいません。これもシリーズ物としては結構珍しいと思いますが、これまたそのおかげで前作未見の人にも敷居が低くなっております。

もっとも”偉大なるライオン”アスランは当然出てきますし、前作の悪役”白い魔女”も再登場。原作では出てこないのにね、この人。まあシリーズ物らしい関連性を持たせる役回りというところでしょうか。
関連性と言えば、ナルニアの歴史が刻まれた壁画が出てくる場面がありますが、そこにタムナスさんの姿が映し出されると前作の”タムナスさんのテーマ(?)”がしっかりと流れるという嬉しいサービスもあったりします。このあたりは前作見ている人はニヤリ、ってなところでしょう。
というか前作も担当したハリー・グレックソン=ウィリアムズは極力前作のスコアを取り入れているので、音楽を聴いているだけでも「ナルニア」へ来たんだなあという気分にさせてくれています。

今回は念願だった吹替版をようやっと見たのですが、カスピアン王子に尾上菊之助を連れてきたのは一体誰なんでしょう?
普通なら考え付かないキャスティングですなあ。
前作(そして今回もチョイ役ながら出演)の大地真央といい、微妙にずれた配役するのがこのシリーズの特色ですかね。

相変わらず絶妙の津嘉山正種(アスラン)とか、珍しく(?)渋めの役どころの岩崎ひろし(トランプキン)にチョー(松露とり)とか、誰もが納得(してくれますよね?)だったり、意外性がありながらもハマってる配役もある反面、ちょっと首を傾げざるを得ない著名人吹き替えなのですが、なまじっか下手じゃない、いやむしろ合格点あげてもいいかな、どうしようかなー、というレベルなのが尚更始末が悪かったりするのですが(苦笑)。
3作目はどうなるんだろう?

3作目と言えば、今回邦題が初めて原作邦題とはかけ離れたものになりましたね。
第1章は「ライオンと魔女」でそのまま、第2章は「カスピアン王子のつのぶえ」→「カスピアン王子の角笛」でしたが、今度の第3章は「朝びらき丸 東の海へ」が何故か「アスラン王と魔法の島」という、似ても似つかないものに。
なんでも第4章となるはずの「銀のいす」の要素も取り入れ、ストーリーを改変したそうですし(原作者ルイスの遺産管理団体と揉めたらしい)、バックがウォルト・ディズニーから20世紀FOXに変わった影響もあるのかも知れませんが、興行成績は右肩下がりのようなので全7作の映画化はやっぱり無理なんでしょうかね・・・。

ところで明日は「金曜ロードショー」でこの「第2章」が放送されますが、明後日は「土曜プレミアム」で「第1章」が放送されます。
・・・・・・もう少し見る側のこと、考えてくれないもんかね。
ま、どっちもカット版のはずだけど。

ところで地震で大きな被害が出たニュージーランドのクライストチャーチ、『ナルニア』のロケも行われた場所ってここの郊外だったっけか。
日本人も含めて多くの死者・行方不明者が出ていて心配なことです。
by odin2099 | 2011-02-24 23:26 |  映画感想<ナ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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