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『ウォー・オブ・ザ・ゴッド/勇者たちの神話』(2009)

冒険の旅を続けるバルドル率いるバイキングたちが、とある島に上陸。
同行する女戦士フレイヤは、神々の宝があると予言していた。
だがその島には謎の怪物が生息し、仲間が襲われてしまう。
島の奥へと進む一行たちは、無人と思われた島に村があることを発見。
そこには怪物から難を逃れた少数の人々が、ひっそりと息を顰めていた。
怪物を倒し島を脱しようとするバイキングたちだったが、バルドルの弟トールは槌(ハンマー)を持った戦士が大蛇を倒す白日夢を見るのだった…。

『ウォー・オブ・ザ・ゴッド/勇者たちの神話』(2009)_e0033570_7201966.jpgユニバーサル・スタジオ製作のTVムービーで、原題は”Thor:Hammer of THE Gods”
北欧神話に材を採ったアドベンチャー物だが、おそらくクリス・ヘムズワース主演、ケネス・ブラナー監督のマーベル・コミックの映画化作品『マイティ・ソー』(原題”Thor”)を意識したものだろう。
もう少し邦題を工夫して、DVDのリリース時期も調整すれば良かったのに。

ただお話の方はサッパリ。
ロケーションはなかなか雰囲気だし(ブルガリアで撮影したらしい)、衣装や小道具も様になっていたりするのだが、主人公たちがどんな奴らなのかという紹介のないまま物語が進み、チラっとしか姿を映さないしょぼい狼男たちが襲ってきたり、被害者かと思ったら加害者だったり(?)とか、裏切り者が出てきて結局は個人的な戦いになっちゃったり、探し求めるアイテムがあっさり見つかったり、盛り上がらないこと夥しい。

登場人物たちがトール(英語読みだと”ソー”になる)だの、バルドルだの、フレイヤだのと北欧神話から持ってきてるのもややこしいし、戦う相手はロキの子どものフェンリル。
かつて兄ヨルムンガンドをトールに殺されたので、その復讐戦ってことらしいけど、彼らが島に上陸したのは偶然じゃなかったの?

で、結局は「トールがトールの生まれ変わり」(何のことだがわかんないよね)ってことでOK?
『アリオン』みたいに、この冒険が元になって神話が作られたってことじゃなく、『聖闘士星矢』みたいな神話の再話(という表現で合ってるのかな)ということになるのかなあ???
これ、北欧神話好きでも結構厳しいと思うぞ。

出演はザカリー・タイ・ブライアン、アレクシス・ピータース、ダズ・クロウフォード、マック・ブラント、メリッサ・オズボーン、 脚本スティーヴ・ベビラックァ、監督はトドール・チャプカノフ。
見事に知らないメンツが揃ってますな。

あ、アレクシス・ピータースって『ブレイブ・レジェンド/伝説の勇士ベオウルフ』にも出てたんだ。
あれもユニバーサル・スタジオ製作って謳ってたっけ。
御用達女優かしらん。

Commented by 神話大好き at 2011-03-30 15:34 x
北欧神話が題材なら、その神々から名前をとるのは当然では?
Commented by odin2099 at 2011-03-30 21:41
トールという神様が主人公のお話か、トールという神様が誕生するその元になったお話なのかと思っていたら、トールという神様とは別にトールという名前の主人公が活躍する映画だったので、そのあたりがややこしいなあ、と思っただけです。
言葉足らずでしたかね。
by odin2099 | 2011-03-21 07:20 | テレビ | Trackback | Comments(2)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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