『ロミオとジュリエット』(1968)
2011年 04月 19日
かのシェイクスピアの悲恋話を、フランコ・ゼフィレッリが監督した一本です。
主演はレナード・ホワイティングとオリビア・ハッセー。
撮影当時レナードは16か17、オリビアは15か16ですが、年齢を感じさせない熱演…ということは、一体ロミオとジュリエットは一体何歳という設定なのかが気になるところですが、これが結構若いというか、幼いんですよね。
劇中ではロミオの年齢は語られていませんが、一応15~6ということらしいです。対するジュリエットは「もうすぐ14歳」という科白がありますので、なんと13歳。
今風に考えると高校1~2年生と中学2年生の恋愛話で、これなら周囲が目に入らず、一直線に突き進むのも已む無し、でしょうか。
しかも出会ってから悲劇的な最期を迎えるまで、僅か4日間。
二人とも一目惚れ!
しかもロミオは、その日の朝までは別の女性に恋い焦がれていたという惚れっぽさ。
夢中になって舞い上がってしまうのは致し方ないにしても、少しだけでも冷静になる瞬間があったり、ちょっとした行き違いや時間が少しずれていたら、実は二人はハッピーエンドを迎えたかも知れない、というあたりにもこの作品の人気の秘訣があるのかも知れません。
仮にこのお話をハッピーエンドに書き換えたとしたら、全てが台無しになってしまうでしょうかね。
もしディズニーで長編アニメ化、なんてことになったとしたらやりかねないですが(悲劇の『人魚姫』をハッピーエンドの『リトル・マーメイド』に改変した前科がありますし)、ちょっと見てみたい気もします。
またこれが数日間のお話ではなく、数カ月ぐらいに引き延ばしたとしたら、ロミオもジュリエットも心変わりをしたりして…?
榊原ジュリエットには気品がありましたが、川上ジュリエットは更に”萌え”を助長。
「童顔でグラマー」という、ある意味で今の時代にマッチしたジュリエット像も、これはこれで「あり」だと思いますが…。





