
インド洋に浮かぶセシェル島へ移住して3年。
夫ジャンや仲間たちと自由気ままに暮らすエマニエルの前に現れた映画監督のグレゴリーという青年は、彼女の”愛の哲学”を真っ向から否定する。
強い憤りを覚えた彼女だったが、一方で夫や仲間たちにない魅力を持ったグレゴリーに惹かれ始めて行くのだった・・・。
相も変わらず訳のわからないストーリーが展開されるのだが、最後の最後でジャンと破局。
新しい生き方を求めて旅立って行く、というところでエンド。
じゃあ今までの愛の遍歴は一体何だったのか?と思わないでもないけれど、シリーズ最終作ということで綺麗にまとめたかったのでしょう。
もっともその後もシリーズは継続されてしまうのだが。
1作目から3年、流石にシルビア・クリステルも薹が立った、というのは言い過ぎかもしれないけれど、ちょっとお疲れ気味。
といってもこの頃、まだ24~5歳のはずなんですがねえ。
『
エマニエル夫人』
『
続エマニエル夫人』