『交響戦艦ショスタコーヴィチ/ヒーロー風クラシック名曲集』
2011年 04月 26日
「ヒーローアニメのサントラ顔負けの、破壊力抜群のサウンドが目白押し!」
という宣伝文句に釣られて、ついつい購入してしまった1枚。
収録曲は――
ショスタコーヴィチ:交響曲第5番 ニ短調 Op.47「革命」―第4楽章(抜粋)
ワーグナー:楽劇「ワルキューレ」―ワルキューレの騎行
ラヴェル:「ダフニスとクロエ」第1組曲― 戦いの踊り
ヴェルディ:レクイエム―怒りの日
ワーグナー:歌劇「ローエングリン」―第3幕への前奏曲
芥川也寸志:交響管弦楽のための音楽―第2楽章
ハチャトゥリアン:組曲「ガイーヌ」―剣の舞
ウォルトン:スピットファイアの前奏曲とフーガ
クニッペル:ポーリュシュカ・ポーレ
マーラー:交響曲第1番 ニ長調 「巨人」―第4楽章(抜粋)
プロコフィエフ:スキタイ組曲「アラとロリー」 Op.20―邪神チュジボーグと魔界の悪鬼の踊り
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番 ハ短調 Op.65―第3楽章
オルフ:カルミナ・ブラーナ―おお、運命の女神よ
ホルスト:組曲「惑星」―火星(戦争の神)
ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」―終曲
エルガー:行進曲「威風堂々」 第1番(合唱編)
――以上、16曲。

勿論みんな格好良い曲ばかりだし、盛り上がるのは確かだけど、聴いたことのない曲というのはないし、というよりも「何を今更」的な有名曲ばかりの印象。
もうちょっと「掘り出し物満載!」なセレクトだったら、素直に「おお~っ!こんな曲があったのかあ?!」と感激したんだろうけどね。
ディープなクラシック・ファン、マニアならば別の愉しみ方を見出すことも出来るんじゃないかと思うし、「クラシックなんて知らん」という人なら新鮮じゃないかと思うし、ヒーロー物のサントラ・マニアなら「あれ?あのテーマ曲ってこれが元ネタ?」なんて発見もあるんじゃないかと思うんだけど。
ちょっと期待し過ぎたか・・・。