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『ゴッドバード』1 漫画:長谷川裕一/原案:東北新社・東映

TVアニメ『勇者ライディーン』生誕35周年記念企画、と銘打たれた長谷川裕一の新作マンガ。
作品世界もライディーンと妖魔との戦いから35年後の世界が舞台。
突如出現した化石獣により、街が破壊されてしまう。
中学生の女の子・囁晶は謎の声に導かれ、ライディーンと一体化し、甦った妖魔と戦うことになる、というのが発端。

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かつての仲間たち――荒磯ダンや猿丸太郎も再登場するが、ひびき洸は35年前に突然クリスタルの中で眠りにつき、桜野マリもその直後に行方不明になっているという設定。
ただ洸の意識はあって、今回晶を導いたのも彼である。
何らかの血縁関係にあるか、彼女もまたムー帝国の子孫ということなのだろうか。

しかしこの作品が凄いのは、単に『勇者ライディーン』の続編ではなく、長谷川オリジナル作品である『超電磁大戦ビクトリーファイブ』の続編にもなっているということだ。

『ビクトリーファイブ』とは、『超電磁ロボ コン・バトラーV』、『超電磁マシーン ボルテスV』、そして『闘将ダイモス』のクロスオーバー作品で、3作品を同一世界の出来事とし、その後の出来事を描いた傑作なのである。
この3作品の総監督を務めたのは、故・長浜忠夫。そして3作品を総称して”長浜ロマンロボ・シリーズ”などとも呼ぶのだが、確かに共通のテイストを持っていたとはいえ、各作品の融合ぶりは驚嘆の一言。
二部構成になっており、第二部では『未来ロボ ダルタニアス』ともクロスオーバー。
この作品は放送局や放送時間が違うものの『ダイモス』からの流れを汲んでおり、引き続き長浜忠夫が総監督を務めるが途中降板。
そういった事情もあってか上記3作品とは別世界に設定され、次元の歪みから邂逅することになっている。

そしてその第三部と言うべきなのがこの『ゴッドバード』で、今度は長浜忠夫が後半のみ総監督を務めた『ライディーン』(前半のみで降板させられたのが、富野由悠季である)とも世界観を共有していることが明らかにされ、遂に長浜忠夫が関わったロボットアニメが一大サーガへと昇華したのだ。
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また今回の敵役は復活した妖魔大帝バラオだが、当然のように(?)プリンス・シャーキンも復活したのをはじめとして、大将軍ガルーダ、プリンス・ハイネル、リヒテル提督も再登場。
もしアニメ化でもされた日には市川治の四役を楽しみたいところだが…近年鬼籍に入られ、その願いが叶うことはない。
『スーパーロボット大戦』のゲームでも、この四人が一堂に会すことはなかったのではないか。
実は前作『ビクトリーファイブ』にはガルーダとハイネルが既に登場しており、それぞれに決着が付いているのだが、この作品での再登場でどのような役割を与えられているのか、今後の展開が楽しみだ。
by odin2099 | 2011-04-27 21:30 | | Trackback | Comments(0)

悪文礼賛


by Excalibur(エクスカリバー)
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