『マンマ・ミーア!』
2011年 05月 07日
一年半近くご無沙汰だったのかな。でもその間に新橋駅周辺もチラホラと変わっていたりして・・・。

さてさてこの『マンマ・ミーア!』は、ABBAのヒット曲を盛り込んで世界270以上の都市で4500万人もの人々を魅了!
・・・という大ヒットミュージカルなワケですが、しばーらくは何の興味もありませんでした。

お話がまず先にあって、その流れに既成曲が上手くはまるもんかなあという疑問、あるいは逆にABBAの歌ありきで、それに合わせた突飛なお話拵えられても嫌だしなあ、というのがその理由。
でも、メリル・ストリープ主演で映画が作られるというニュースを聞いたあたりから、「うーん、これはもしかすると凄いものなのかもしれん。一つお手並み拝見」という気分になり、東京で再演ということでチケットを取りました。
で、先に映画版を観て、よーし、行くぞ!
・・・と思っていた矢先に東日本大震災。3月12日のチケット取ってたんです。
休止になった公演の分は、他の日への振り替えも出来るということだったんですが、電話はなかなか繋がらないし、手続きも面倒臭そうだし、それに何よりも外出して、しかも劇場に籠ってお芝居を観るなんていう気分にはなかなかならなかったので払い戻ししようかなとも考えたんですが、結局は観に来て良かったです。
お話は映画版と同じ。ま、当たり前か。
ただシーンはチョコチョコ違っていて、これは舞台という限定空間で見せるものと、スクリーンとの表現の仕方の違いもあるんでしょうけど、順番が違ったり、曲があったりなかったり、キャラクターの背景や掘り下げの具合も意外に違っていたりで、アレ?と思う箇所もないではなかったんですが、やっぱりABBAの歌はノリが良いし、全体的にあっけらかんとした雰囲気も悪くないですね。
日本語で聴くABBAの歌も、ちょっとヘンな感じではありましたが、これもアリだなあ、と。


それは兎も角、可愛いし、ちょっとした色気もあるチャーミングなドナでした。
でも・・・二十歳の娘がいるようにはとても見えない(苦笑)。
どっちかというと娘のソフィ役でも行けそうな感じですが、ソフィの初演キャストだそうですね。
映画版のメリル・ストリープも二十歳の娘持ちとしては無理があると思いますけど、逆の意味で彼女はミスキャストかなあ。その昔、ターニャとロージーと一緒に鳴らしてたなんてとても思えないもの(爆)。
カーテンコールは場内総立ち(というか、スタンドアップを促していたけれど)で大盛り上がり。
しっとりと余韻に浸っていたいタイプだったりしますが、こういうのも悪くはない、かな。
そういえばアンサンブルに凄く可愛い娘がいたんだけれど、誰なのかがちょっと気になる。。。

ターニャ、ロージーはぴったりすぎると思いますけど(^^)
アンサンブルは・・・パンフでチェック(笑)
メイクが違いすぎるのかなあ???
ちなみにパンフによると、他にドナ役として名前が挙げられているのは井上智恵、鈴木ほのかのお二人。
こちらは年齢的にピタリときますね。
樋口さんは30代に差し掛かったばかりだろうし、濱田さんも30代後半ぐらいのはずだし、20歳の子持ちにはちょっと可哀想かな。
逆にメリル・ストリープは撮影の頃50代後半だから、20歳の娘がいても良いけど役柄的にはねぇ。
若気の至りで妊娠、という設定だろうし。