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『スター・ウォーズ/ルーク・スカイウォーカー伝』 ライダー・ウィンダム

『スター・ウォーズ/ダース・ヴェイダー 光と影』『スター・ウォーズ/オビ=ワン・ケノービの伝説』同様に、シリーズ6部作を俯瞰するジュニア小説。
ヴェイダー(=アナキン)、オビ=ワンとくれば次はルークしかいないでしょう。
他にシリーズを総括出来そうなのはヨーダですが、死んじゃってるからなあ、エピソード6で。
一応、その後も霊体となって姿を見せてはくれますけど、その立場で過去を語られてもねえ?

『スター・ウォーズ/ルーク・スカイウォーカー伝』 ライダー・ウィンダム_e0033570_19455515.jpg時間軸の上では『ジェダイの帰還』以降に位置しており、ルークが亡き父アナキンがどういう人物だったのか、その手掛かりを求めてタトゥーインを訪れる話と、子どもの頃のルークのエピソードや、映画と映画の間の知られざる冒険を回想シーンで挟みこんでいます。
ラーズ夫妻が幼いルークにどう接していたのかとか、ビッグスをはじめとするルークの友人たちがどんな連中だったのかがわかったり、あのワトーのジャンク屋は今ではウォルドが引き継いでいるとか、新旧三部作の(”超”脇役)キャラクターたちも出てきます。まあ普通はわかりませんよね、アナキンがポッドレースに出場した際に途中で脱落したレーサーの名前を名乗られたって。

これらは映画版ではカットされたシチュエーションやセリフ、ラジオドラマ版や未だ翻訳の出ていないコミック版などから構成されているようなので、ディープなファンならばお馴染みのキャラクターやエピソードなのかも知れないけれど、こっちは全然知らずにチンプンカンプン、てな場面が続出なのですが、初めて知る内容ばっかりなのも興味が持続してかえって良かったのかも。
むしろ映画版に登場するエピソードは殆ど紹介されず、サラっと流す程度。こちらはもう、読者は皆知っているだろう、という前提で組み立てられているからでしょうね。

しかしながら”読みで”と言う点では元が子ども向けだから物足りないし、全体的には「スター・ウォーズ」という作品を知らない人向けではないので、さてどういった層をターゲットにしたものか、ちょっと判断に困るかな。
普通の人がイキナリこの本を読んで、「わー、すっごい面白い!」と夢中になるとはとても思えませんしね。

それはさておき、映画の方はいつの間にか(苦笑)3D映画版の公開が決まり、ブルーレイでの発売日も決まったので、これを機にまた「スター・ウォーズ」が盛り上がってくれれば、個人的には嬉しいです。
CGアニメの『クローン・ウォーズ』も好評のようで今度はシーズン3に突入するようですが、そういえばエピソード3と4の間を描くはずの実写版TVシリーズの方はどうなったんでしょう? 2~3年ぐらい前にはスタートしてる予定だったのに・・・。
by odin2099 | 2011-05-08 19:46 | | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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