『告白』(2010)
2011年 05月 14日
私の娘が死にました。
警察は事故死と判断しましたが、娘は事故で死んだのではありません。
このクラスの生徒に殺されたのです――。
湊かなえのベストセラー小説を映像化。
脚本・監督は中島哲也、主演は松たか子、共演は岡田将生、木村佳乃。
女教師の「告白」に始まり、犯人とされた生徒A、Bの「告白」、その母親の「告白」、クラスメイトの「告白」・・・と 原作ではそれぞれの「告白」が章立てされ、同じ事柄でも角度を変えると違った見方が出来たり、あるいは自己を正当化するために嘘を吐いていたり、と読み進めていくうちに色々と考えさせられる構成になっており、映画化の難易度はかなり高いと思うのだが上手くアレンジされている。
ヒロインの女教師が原作よりもややエモーショルな印象を受けるのと、クライマックスのスペクタクルな描写が過剰に感じられることを除けばパーフェクトに近く、これは希有な成功例かと。
松たか子の母親役に若干の懸念があったものの違和感は然程なく、クラス委員役の橋本愛の美少女ぶりが際立ち、重苦しい作品に彩りを添えている。
ただ、「犯人は誰か?」に絞った宣伝展開は、原作小説・映画版、どちらの内容からも逸れており、これは些かピント外れ。
どちらも犯人の謎解きに迫る展開ではなく、犯人が誰かは早々に提示されるだけに。
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湊かなえ原作の同名小説の映画化。 主役は松たか子、 木村佳乃、岡田将生らが共演。 監督は中島哲也。 原作となる小説、 ベストセラー小説なので、 かなり多くの人に読まれていて、 既読者はおおよそのあらすじを知っています。 その人達が映画を見たときも 緊張感を...... more
告白が、あなたの命につきささる。 遅まきながら、鑑賞して参りました。実は6月の気になる映画、観たい映画には入れてなかった。「嫌われ松子の一生」の中島監督作だということを知ったのと、そしてブロガーさんの評価もかなり良いこともあって、、、、。これはやはり観...... more
2010年6月14日(月) 21:50~ TOHOシネマズ日劇3 料金:1000円(TOHOシネマズデイ) パンフレット:600円(買っていない) 『告白』公式サイト 中学校が舞台。 松たか子演じる教師、娘が生徒に殺されたと復讐に燃えるミステリー。 原作は本屋大賞受賞。例によって読んでいない。 恐ろしい子供たちが、酷いことをしまくるのでか、映画はR15認定だ。14歳の娘(水月役)が出演しているのだけど。 その恐ろしい子供たちの演技力も、藤原竜也のように微妙に過剰なところもあるが、なかなかの力量...... more
「娘の愛美は、このクラスの生徒に殺されました」と言う衝撃的な台詞が印象的な、2009年度「本屋大賞」授賞作品が原作。実は、「娘の愛美は、このクラスの生徒に殺されました」のセリフが物凄く印象に残ったので、原作を読もうと思っている間に、映画化されてしまいました...... more
ほとんど原作通りに 作られていました! 松たか子の森口先生は、 クールな冷酷さで怖かったです。 岡田将生のKY熱血教師は 滑稽なだけに、なんだか 可哀想だったかなぁ〜。 思った以上に生徒役の若者たちが 良かったです。 終業式後の雑然としたホームルームで、 教壇に立つ担任の森口悠子(松たか子)が静かに語り出す。 「わたしの娘が死にました。警察は事故死と判断しましたが、 娘は事故で死んだのではなくこのクラスの生徒に殺されたのです」 教室内は一瞬にして静まりかえり、 この衝撃...... more
製作年度 2010年 上映時間 106分 映倫 R15+ 原作 湊かなえ 脚本 中島哲也 監督 中島哲也 出演 松たか子//岡田将生/木村佳乃 2009年の本屋大賞に輝いた湊かなえの同名ベストセラーを中島哲也監督が映画化。 とある中学校の終業日。1年B組の担任・森口悠子は、ある告...... more
今週の平日休みの2本目。 松たか子はなーー、声のトーンがイマイチ、ひらりんに合わず、 ヴィヨンの妻もHEROの検事の助手も良かったけど・・・。 今回は原作の評判が良かったのと、 予告編見てたら、ドッカーーンと爆発するシーンがあったので、 こりゃまた、中島哲...... more
□作品オフィシャルサイト 「告白」□監督・脚本 中島哲也□原作 湊かなえ□キャスト 松たか子、木村佳乃、岡田将生、西井幸人、下村直樹、橋本愛■鑑賞日 6月13日(日)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)<感想> このわずか数秒のラ...... more
命の重さを考える公式サイト http://kokuhaku-shimasu.jp2009年本屋大賞を受賞した同名小説(湊かなえ著)の映画化監督: 中島哲也 「下妻物語」「嫌われ松子の一生」ある中学校の... more
監督:中島哲也 出演:松たか子、岡田将生、木村佳乃 先生の娘を殺したのは、誰? 「ある中学の1年B組、終業式の騒がしいホームルームで担任教師の守口が語り始めた。 自分の小さな娘愛美が死んだのは事故ではなかったこと。そして犯人はこのクラスの生徒だと... more
2009年本屋大賞を受賞した湊かなえの原作を、今年4月の文庫化と同時に手にし数時間で読了した。・・・最悪の読後感だった。何の救いもなく、歪みきった登場人物の誰一人として共感できる者もなく・・・。... more
【ストーリー】 2009年本屋大賞を受賞した湊かなえのミステリー小説を、「下妻物語」「嫌われ松子の一生」の中島哲也監督が松たか子主演で映画化したサスペンスドラマ。ある中学校 ...... more
「(いい意味で)2度と見たくない作品」って評価、とてもよく分かる気がしました。結末も「やはり、そうきたか」と予測が当たり、思わずドキドキ。 ミタで松嶋菜々子が「大切な人を失い、無表情になってしまった」怖い役を演じる前に、松たか子が、こういう役(鬼気迫る迫力!)をやってきたとは… と感心 それに、今みると、ヒロイン・森口先生の殺されてしまう娘を今をときめく芦田愛菜 が演じてたり、 少年AやBを、「鈴木先生」でも生徒さん役を演じてた子がやってたり、中でもスズセンの「竹地公彦」役で大きなイ...... more
さすが、中島監督!
物語的は、へどが出そうなほど、いやな話ですが、見せたと思います。
二度見たいとか、二度読みたいとは思わないですわ。
とりあえず原作の雰囲気は損なってなかったと思うので、その点は良かったです。
ただCMを多く手がけてる監督なので、ちょっと「映画」というより「映像作品」もしくは「PV」的になっていたのは個人的にはちょっと残念でしたね。