『サイボーグ009』完結編
2005年 10月 17日
父・石ノ森章太郎の残した創作ノートから、息子・小野寺丈が小説という形で紡ぎあげた作品。
タイトルは『サイボーグ009完結編/009 conclusion God's war 2012』ということで落ち着き、来年初頭より角川書店から刊行スタート、と告知されている。
ということは、少なくても一巻本ではないということ。はたして何冊でまとめることやら。まだまだ詳細は明らかにされていないので、今後の続報を待ちたい。
また漫画化の予定はないとのことだが、アニメーション化の可能性はあるようで、こちらも実現を望みたい。やはり「小説」ではなく、「絵」としての『009』完結編は必須だろう。
それにしても角川書店には『石ノ森章太郎 萬画大全集』という企画もあるのだが、こちらはちょっとねぇ・・・。
全12期に渡って500冊を刊行するというのだが、これが単品売りがナシと来たもんだ。
各期ごとの販売はあるものの予約特典は付かないということは、全12期をセットで予約するしかないってこと。
しかし全部揃えると¥617,400!!(税込)
・・・もっとファンのことを考えた商売は出来ないもんかね。

009も文庫本を集めて、持っているのですが「この続きは~!!」で、終わっているんですよね。
>角川書店には『石ノ森章太郎 萬画大全集』
これは、案内が来て「おおーいいな~」と、思ったんですが値段を見て
驚きました。
買えないっすよ。
ところが構想が大きくなりすぎたために未完に終っています。
その後この作品のリメイクとして描かれたのが「神々との戦い編」ですが、こちらもまたまた未完。
そうして三度目の正直で練られたのが今回の「コンクルージョン・ゴッズ・ウォー」なんですが、今度は作者自身が永眠・・・。
残された創作ノートを元に、小野寺丈氏が小説化を試みているわけです。そのさわり部分は、既に例のアニメ版の最終回として実現していますけれど、今度こそきちんと最後まで形になって発表されることを祈ります。
文庫本というのは秋田書店のやつかな。あれ、収録順がバラバラなんだよね(苦笑)。
それにしても『萬画大全集』、手塚治虫の全集みたいにバラ売りしてくれれば結構揃えたい気もしていたのに・・・!
が、その予定日は何と父・石ノ森章太郎の命日なんだとか。