『ドラえもん/のび太の海底鬼岩城』、
『忍者ハットリくん/ニンニンふるさと大作戦』と3本立てで公開された『パーマン』2度目のアニメ化作品で、TVシリーズのスタートに先駆けてのお披露目。
小学生の須羽ミツ夫は、ある日正義の宇宙人バードマンからパーマン・セットを手渡される。
これを身につけると空を飛び、怪力の持ち主のパーマンに変身出来るのだ。
そんな時、同級生のみっちゃんが誘拐され、身代金を要求されるという事件が発生。
ミツ夫は同じくパーマン・セットを貰ったチンパンジーの2号と共に犯人を追いつめる、というのがこの映画版のお話。
キャラクターや設定の紹介編といった内容になっていて、公開の翌月から放送を開始したTV版は既にパーマンが活躍しているという所から始っているらしい。
熱心に全話を見ていた訳ではないので、そのあたりは良く知らないが。
春に劇場版『ドラえもん』が公開されるのはこれが4本目だが、映画館へ見に行っていたのは3本目まで。
そろそろガキ、いやお子様たちがワイワイ騒が…お楽しみになっている場所は苦痛になってきたから、というのもあるのだが、同時期に
『幻魔大戦』、
『クラッシャージョウ』、それに
『宇宙戦艦ヤマト/完結編』が公開になっているので、時間とお金に余裕がなかった、というのも理由の一つ。
なのでこの作品を見たのは公開から10年以上経ってからなのだけれども、今回見直すまでそのことはすっかり忘れていて、初見かと思っていた。
嫌いじゃないけど、印象には全然残っていなかったんだな。
旧作が終了してから15年ぶりのアニメ版だが、1号の
三輪勝恵、2号の
大竹宏は前作からのスライド。
のみならず、後に2003年と2004年に作られた新作劇場版でも演じているそうで息が長い。
というよりも、代われる人がいないくらいイメージが定着しているということか。