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『日本名城紀行/近畿』

シリーズの第5巻。このシリーズは全部で8巻まであるので、いよいよ後半戦に突入。最近では<宝島MOOK>で「東日本編」と「西日本編」に分けて再編集したものが発売されてらしいけれど、ここは新規撮影して欲しいところ。映像の古さがちょっと気になってきている。

『日本名城紀行/近畿』_e0033570_2138239.jpg今回紹介されているのは順に、姫路城、安土城、二条城、大坂城、彦根城、伊賀上野城、和歌山城の7つ。収録時間も多少長め。クレジットは相変わらず無しだが、ナレーションは納谷六朗と谷育子のお二人かな。
この中で行ったことがないのは和歌山城のみ。
紀州徳川家の、つまり御三家の城ということでも興味があるが、羽柴(豊臣)秀長の城ということでも興味を惹かれるので、一度は訪ねたいと思っている。

上野城はかれこれ三十数年前に訪れたきりなので記憶が曖昧だが、城とは直接関係ない忍者屋敷まで取り上げているのは微妙、というよりある意味で当然か。
他の5つの城は何れもここ二、三年で行ったところなので記憶が鮮明。
・・・と言いたいところだが、所々であやふやな部分が。

ただ、それは現状との違いもあるのかも知れない。
例えば大坂城。天守の脇のエレベーターが映っていなかったが、もしこれが角度のせいで映らなかったのではなく実際に設置前に撮影したのだとすれば、少なくても15~6年前のものになるはず。
前巻の掛川城の件でも書いたのだが、最近はお城の周辺も、そしてお城自体も景観がかなり変わっているケースも多いので、情報としては如何にも古すぎる。
廉価版DVDに贅沢を求めてはいけないのだが・・・。
by odin2099 | 2011-06-06 21:41 | ビデオ | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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