『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』(2011)
2011年 06月 11日
近所のシネコンでは一番大きなスクリーンを当てられるという人気ぶり。
客の入りは8割以上、だったかな。
時系列的には先週放送の16話と明日放送の17話の間に位置するということなので、今日の内に観ておくのが正解!
最後にはチラっとゴーカイシルバーも顔見せ。
宇宙帝国ザンギャックの攻撃の前に大苦戦のゴセイジャーの前に、アカレンジャーとビッグワンが現れる。「もうすぐ33のスーパー戦隊が集結するので君たちにも力を貸して欲しい」。決戦の場へ急ごうとする一同。なおもしつこく立ちはだかるザンギャックの前に姿を見せたのは黒騎士ヒュウガ、シグナルマン、デカマスター、デカスワン、ウルザードファイヤー、マジマザー、大剣人ズバーン、黒獅子リオ、メレ、そしてシンケンレッド(姫)だった。彼らが食い止めている間に、ようやく勢揃いする34のスーパー戦隊。
と、ここまでが『海賊戦隊ゴーカイジャー』第1話の冒頭へ繋がる部分。
そしてアカレンジャーの号令によりスーパー戦隊全ての力を結集し、遂にザンギャクを撃退するところまでは『ゴーカイジャー』本編とほぼ同じ流れ。
戦い終わったアラタたちゴセイジャーの前に、ボウケンレッドの明石暁、ゴーオンイエローの楼山早輝、シンケングリーンの谷千明、シンケンゴールドの梅盛源太がやって来て、ザンギャックを倒したものの自分たちの変身する力は失われてしまったと告げるが、地球を守れたのでこれで良かったんだと返すゴセイジャーたち。
宇宙に飛び散るレンジャーキーを見つめるアカレッドの姿を挟み、ここでやっとタイトルが入る。
数年後、ザンギャックの第二次攻撃隊が出現するが、スーパー戦隊の力を受け継いでいたのはとんでもない奴らだった、ということでゴーカイジャー登場!
もうここまででお腹いっぱい。
始まってから5分くらいなのだけれども、正に掴みはOK!
いや、このレジェンド大戦の件だけで1時間くらいの濃いドラマを見てみたいくらいだ。
この後、本編が始まるとちょっとトーンダウンしてしまうのが残念。
先ず敵方のザンギャックは殆ど出てこない。
最初にゴーカイジャー(とゴセイジャー)と戦った後は、復活した黒十字王と手を結ぶと途端に姿を見せなくなる。
出し惜しみしたのかも知れないけど、最後に「おのれ~、ゴーカイジャー!」的なセリフを吐いても良かったかも。
ゴーカイジャーとゴセイジャーの絡みは、従来の<VSシリーズ>の延長線上。いがみ合っていた両戦隊が互いを認めて共闘するといういつものパターンだが、ゴセイジャーがゴーカイジャーからレンジャーキーを奪うのが発端だけに、より殺伐としてるのがいつもとはちょいと違う点。
ゴーカイジャーからすれば、ゴセイジャーは海賊である自分たちから盗みを働いた連中だし、ゴセイジャーからすればレンジャーキー(というよりその力)は元々自分たちのものだし、地球を護るという使命を持つ護星天使としては他所から来た海賊なんかは信用出来ない、というワケ。ま、どっちにも言い分ありますな。
ちなみにゴセイジャーたちはゴセイナイトのキーも渡せ、と迫るのですが、ゴーカイジャーたちは何のことやらチンプンカンプン。
これ、15、16話に出てきたバスコ・ダ・ジョロキアが持っていたもので、16話のラストでゴーカイジャーの手に入るけれど、まだ使ったことがなかったので存在すら忘れていた、というオチがつく。
で、マーベラス&アラタ組、ジョー、ルカ&アグリ、モネ組、それにハカセ、アイム&ハイド、エリ組とに分断され、映画村(笑)を含めた色々な世界へ飛ばされ、対立しながら友情を深めあって行くのもお約束だけど、キャラ分けがハッキリしてる分、このパートはなかなか楽しい。特にモネとルカ。この二人のガチなぶつかりとシンクロ度合いは一緒にいるアグリとジョーが呆れるぐらいだが、その分認め合ってからは抜群のコンビネーションを発揮する。
まあここまでは良いのだけれども、今一つなのが脇筋の部分。
リストラされたサラリーマンが、偶然出会ったデンジブルーの青梅大五郎、リュウレンジャーこと天火星・亮、デカピンクの胡堂小梅と出会って励まされるというストーリーが入るのだが、これはいらなかったなあ。
しかもせっかくのオリジナル・キャスト3人が、ゴーカイジャーともゴセイジャーとも一切絡まないというのが何とも勿体ない話だ。
このサラリーマンの持っていたバリブルーンの玩具、大五郎があんぱんを配りに行った幼稚園で、園児の一人が持っていたダイデンジンの人形が、人々の声援(先頭に立つのは、中学生になった天知望クン)と共に奇跡を呼んで起死回生の一打となるという演出も、<平成ウルトラシリーズ>の映画で良くやるパターンなのでガッカリだし。
ただ、お話はあっちこっち行っててまとまりがないし、ヒーローVSヒーロー、戦隊VS戦隊という図も観ていてあんまり楽しいもんじゃないし、歴代戦士の必殺武器や、歴代ロボの必殺技を繰りだすシーンが過去作品からの抜き焼き&合成だったり、全編アクション、アクション、またアクションで疲れるけれども、これが最初で最後のお祭り映画かなと思うと、全て許せ・・・はしないが、9割ぐらいは許す。冗談みたいな数のキャラクターを集めた見ためのインパクトも凄まじいし、縁のキャストを揃えた姿勢も大したもの。スーツアクターも、既に一線を退いたベテランも駆り出すなんざ、やれば出来るでないの。
ゴセイジャーとゴーカイジャーを励ますシーンでは、他のレジェンド戦士たちもゲスト出演。
アカレンジャー海城剛、ビッグワン番場壮吉、ゴーグルブラック黒田官平、ダイナピンク立花レイ、レッドワン郷史朗、レッドターボ炎力・・・当時の面影ない人が多いけれど(汗)、これはこれで嬉しい。
ここで歴代戦士たちはゴーカイジャーを認め、晴れて35番目のスーパー戦隊になったということらしい。
ラストもゴセイジャーたちがレンジャーキーを返し、地球を護る使命を託してエンドだ。
ファン以外には決して勧めないムービーだが、余は満足じゃ。
OBみんなは、年齢を感じさせてくれましたね。(笑)
さすがに、199ヒーローを均等に活躍というのは、ウルトラマンや仮面ライダーより無理がありますね。(爆)
もう少し尺が長いのを見てみたい気がしました。
戦隊ものの大番外編!ということで、結構楽しめました。
見たいOBは、まだまだいましたけどね。(笑)
長い感想お疲れ様です。
おかげで映画の内容を振り返ることが出来ましたよ。
クライマックスのバリブルーン&スカイエース、及び歴代ロボ総登場のシーンに流れる「進め!ゴレンジャー」も反則だよなあ(笑)。
子どもが持ってるダイデンジンの玩具に青梅大五郎が気付くシーンには、『デンジマン』主題歌のアレンジBGMが流れるし、今回の映画は結構ツボにハマりました。
もう一回見に行くかも知れません。
戦隊OBの姿はもっと見たかったですね。
これまでTVに登場した面々も1カットで良いから別撮りしておいて、例えばあのレンジャーキーが舞い上がる中メッセージを寄せるシーンに一緒に映して欲しかったなあ。
ニコっと笑ったり、頷いたりするだけで良いから。
先日、スマステで特集やっていましたね☆
凄く懐かしかったです。
その時々の流行を取り入れてたというのは初めて知りました!
トレンディドラマ風のもあって驚きました。
16年ぐらい前というと・・・「ダイレンジャー」とか「カクレンジャー」とか「オーレンジャー」とか「メガレンジャー」とかその辺りでしょうか。
流行を取り入れて、といってもやはり後手後手に回っちゃってる気はしますけどね(苦笑)。
「車」とか「恐竜」とか「動物」モチーフは何度かありますし、ここまで続くと「おおっ!」という新ネタにはなかなかお目にかかれません。
今年の「海賊」は斬新ではありますが、「パイレーツ・オブ・カリビアン」や「ワンピース」に阿ってるのがバレバレですな(笑)。
でも、これだけ長く続いているのだから凄いもんです。





