『鋼鉄組曲/宇宙より愛をこめて』 コンチェルト・ムーン
2011年 06月 29日
タイトルだけ見れば何の曲だからわからないですが、ジャケットを見てピピーッときたら、あなたは立派な「ヤマト」ファン。
この頃アニメタルなんかが流行ってたから、それに続けっ!とばかりにリリースされたんでしょうね。「宇宙戦艦ヤマト」のヘビメタ版です。
収録されてるのは1曲なので、ミニアルバムというよりマキシシングルなのかな。
ただ1曲といってもメドレーで、使われているのは順に「白色彗星」、「宇宙戦艦ヤマトメインテーマ」、「無限に広がる大宇宙」、「出発(たびだち)」、「都市帝国」、「真赤なスカーフ」、再び「宇宙戦艦ヤマトメインテーマ」、そして「ヤマトより愛をこめて」。
パート1と「さらば」からのみの選曲が潔いというかなんつーか。
演奏時間は約14分間。
ハードロックではあってもうるさ過ぎないし、聴きやすいといえば聴きやすい。
スキャットは男声ですが、色々と加工してるのでそれほど違和感なし。
だからどうしたって感じではありますが、ロックは苦手~という人でも大丈夫でしょう。
ま、珍品中の珍品ってことになりますか。
ちなみに(C)表示はウエスト・ケープ・コーポレーションと渡辺音楽出版。
『復活篇』は頓挫、『YAMATO2520』は中断、会社は倒産、プロデューサーは逮捕、そして松本零士ブーム再び、と周辺は何かと騒がしい時期だったなあ・・・。