『エアベンダー』(2010)
2011年 07月 27日
といっても、とうとうオリジナル作品は撮らせてもらえなくなったのか、人気TVアニメ(らしい)『アバター/伝説の少年アン』実写映画化プロジェクトの雇われ監督になってしまった。
お馴染み、ハッタリを効かせたサスペンス映画ではなく、アクション・ファンタジー映画なのが目新しい点。
気の国、水の国、土の国、火の国の4つの王国で成り立っているらしい世界。
各国にはそれぞれの国のエレメントを操るベンダーと呼ばれる人たちがいるが、中でも4つのエレメント全てを操る者がアバターと呼ばれ、世界に調和をもたらすことが出来るらしい。
火の国は土の国を征服し、今度は水の国を攻めようとしているが、気の国のベンダー、12歳の少年アンこそがアバターだとわかり、彼を捕えようとする――というお話、で良いのかな。なんか見ていてもサッパリだった。
どういう訳か、全編に漂う東洋テイスト。
主人公の生い立ち、出で立ちもカンフーアクション映画みたいだし、そもそも”気”がどうたらこうたらというのは、欧米人が憧れるアジア的要素なんだろうなーと思う。
ただ演じてるのが白人の俳優さん中心なので、独特の味というより違和感が先に立っちゃうのが難だけど。
そして、これはTVシリーズの総集編なのかと思うくらい、ダイジェスト感丸だし。
場面が(場所が)あっちゃこっちゃ飛ぶし、ドラマ的に盛り上がるのかなと思うと次のシーンに切り替わっちゃうし、サラっと流したり、時間を思いっきり省略したりと、見ていてアレレというくらい置いてけぼりの疎外感を味わわせてくれる。上映時間は1時間40分ほどだけど、本当は3時間くらいあったんじゃないの?と思いたくなるほど。ちゃんと脚本練ったのかなあ。
それに続編への引きがタップリ。
お話は一つの山を越えただけで、新しいキャラクターが出てきてENDになっちゃうし、どうするんだ、これ。
三部作構想だそうだけど、興行的には辛かったみたいだし、ラジー賞は8部門ノミネートで、内5部門(最低映画賞、最低脚本賞、最低監督賞、最低助演男優賞、最も3Dの使い方が間違っている映画賞)で受賞と評判も芳しくないようだし、望みは薄そうですな。
製作にフランク・マーシャル、製作総指揮にキャスリーン・ケネディご夫妻とスピルバーグ一派の名前が並んでますが、もうちょっと何とかして欲しかったとこです。
タイトルも最初は「アバター」と付けるはずが、ジェームズ・キャメロン監督の『アバター』と被っちゃったので変更せざるを得なかったのがそもそものケチの付き始めかな。
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世界を分ける4つの大国。火の国、水の国、土の国、気の国。各国はそれぞれのエレメントを司り、そのエレメントを駆使する者をベンダーと呼んだ。ある時、火の国が反乱を起こした ...... more
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ファンタジーもの、いろいろ製作されてますが、どれも続編が心配になるものばかり・・・。
シャマラン監督らしい映画が観たいです!今後にまだ期待している私です。
7作ある「ナルニア国物語」は3本まで作って、今後2本作って完結させたい意向はあるようですが、「エラゴン」も「ライラの冒険」も「光の6つのしるし」も「スパイダーウィックの謎」も「インクハート」も軒並みアウト。
「ダレンシャン」と「パーシー・ジャクソン」はまだ可能性が残されているようですけどねえ。
シャマラン監督は・・・どうなんでしょう?
一発屋ではないことを願っていますが。