『八戸から愛をこめて/藤川優里の”美人すぎる市議”奮闘記』 藤川優里
2011年 07月 28日

半自伝的内容あり、プライベートな情報あり、八戸の観光案内あり、そして地方政治家として取り組んできたこと、これから取り組みたいこと等々をまとめたもので、口絵は彼女のカラー写真満載ですが、決してタレント本にはなっていません。
この度の震災からの復興への意欲も大きく綴られています。
こちらが八戸市や青森県の実情を知らないだけかも知れませんし、彼女も綺麗事や絵空事を並べ、青臭い理想論を語っているだけなのかも知れませんが、地方政治に掛ける意気込み、真摯な姿勢は十分伝わってきているように感じました。
白眼視されたり非難されたりすることも多いでしょうし、単に客寄せパンダ的に捉えている人もいると思いますが、仮に客寄せパンダだとしても、彼女の存在によって八戸市が全国から脚光を浴びるようになったのは事実ですし、その経済効果、地域への貢献度は決して小さくないと思います。
また彼女の夢は、「子供たちのなりたい職業ランキングに政治家が入るようになること」だそう。決して平坦な道ではありませんが、その精神を忘れずに頑張って欲しいものです。