『超電子バイオマン』(1984)
2011年 08月 25日
『バイオマン』は本放送では殆ど見てなかったけど、評判が良かったので再放送を見て、それで結構はまった。
デザインは格好良いし、マンネリを打破する設定、ストーリー、チラっと盛り込まれた大人向けのテイスト、ベテラン勢の安定した演技、音楽……
何れも従来の<スーパー戦隊>よりもステップアップした感じなのだけど、これでもうちょっとバイオマン側の役者さん(除く、郷史朗)が魅力的だったならばなあ。
通常20~30分前後で作られることが多い<スーパー戦隊>の劇場版だが、この作品は『電子戦隊デンジマン』に続き40分超の長尺。
水増しされているのは主にアクション・シーンで、5人とも素面でのアクションを頑張っているが(その昔の劇場版だと、スケジュールの都合か素面の役者さんの出番が少なく、変身後ばっかり出てくる作品が少なくないが)、中でもJAC所属だったブルースリー/南原竜太役の大須賀昭人と、イエローフォー(2代目)/矢吹ジュン役の田中澄子はかなり派手なことをやらされている。
この時の併映作品には『宇宙刑事シャイダー』があるが、そちらでもアニー役の森永奈緒美が、JAC出身じゃない主役の円谷浩に代わって大活躍してたっけ。