『帰ってきた天装戦隊ゴセイジャー/last epic』(2011)
2011年 09月 22日

仕方なく正体を明かすことにしたアラタたちでしたが、案に相違して皆は一躍アイドルに。戸惑いながらも結構楽しんでいた彼ら。しかしある日突然、今度は一転して人類の敵として人々の憎悪を集めてしまうことに。
はたしてゴセイジャーを陥れようとする、恐るべき敵の正体は――?!
ということで、TVシリーズの番外編扱いの前作『帰ってきた侍戦隊シンケンジャー』とは違い、この作品は最終回の後日談、文字通りの「帰ってきた」ゴセイジャーの活躍を描く内容になっています。
またオープニングには34のスーパー戦隊が宇宙帝国ザンギャックと戦う<レジェンド大戦>のシーンが挿入され、「それよりもちょっと前のお話」というアラタのナレーションが入りますので、『海賊戦隊ゴーカイジャー』第1話の冒頭部分、並びに映画『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』への橋渡しも担っているようです。

ただ、単独の作品としては文字通り「これが最後」。
『ゴセイジャー』という作品そのものがあまり自分の好みに合わなかったせいか、このVシネも楽しんだというより、悪ふざけに辟易したという感じが強いのですが、それでも前作『シンケンジャー』のVシネよりはきちんとまとまっていますし、ファンならば感泣・・・とまではいかなくても、まずまず満足の一本ではないでしょうか。
ゲストにはどういう繋がりか岩佐真悠子が登場、更に『シンケンジャー』のVシネに続いてマイケル富岡もワンポイント出演していますが、今後隠れたレギュラーになったりして。
そしてまたしても「超全集」がオマケに。
もう<スーパー戦隊>の超全集は単独発売しないのかなあ???
