『仮面ライダー×仮面ライダー MOVIE大戦CORE<DC版>』(2010)
2011年 09月 24日
ファンサービスのつもりなら、<劇場公開版>DVDリリースの際に「特典映像」にしてくれないもんでしょうかね。

そして個人的には陳腐に思えてしょうがない『オーズ』篇で幕を開けた後、かなり秀逸な出来の『ダブル』篇から最終エピソードの『MOVIE大戦』篇へ突入するので、テンションの上がり具合はかなり違います。
まあその後の『MOVIE大戦』篇そのものは、やはりかなーり疑問符が付く仕上がりなのですが、それでも最後は割と綺麗に終わるので<劇場公開版>よりは良くなっていると思います。
それにしても吉川晃司は格好良いです。
『オーズ』篇いらないから、『ダブル』篇だけ更にボリュームアップした<特別編>を作ってくれないもんでしょうかね。

私は劇場で観たのみでまだDC版は未視聴なのですが、劇場で観ていた時に感じたのはオーズの寒々しさでした。
いや、別にいいんですよ?
たぶん子供たちには「人間」を描いた物語よりもわかりやすいヒーロー劇の方が受けるでしょうし。
…あれ?
でも昭和ライダー達ってそんなにわかりやすいヒーローでしたっけ?
何はともあれ、「仮面ライダースカル」のみでディケイドのように半年とか、「アクセル」や「エターナル」のようにVシネマになってくれないものでしょうか。
あと、観ていておやっさんとマツさんの物語が見たくなりました。
…ただ、それをやるともう完璧に仮面ライダーではなくなるような気もするので受けれど。
まあオリジナルをいじって欲しくないという方も少なくないのでしょうが。
昭和ライダーも、決して単純明快、勧善懲悪なお話ばかりではありませんでした。
自分の経験を踏まえるならば、子どもは興味さえ惹けば、難しければ難しいなりに一生懸命付いて行くものだと思っています。
『オーズ』劇場版は、それ以前に組み立て方に問題があったように感じましたが・・・。
壮吉とマツのお話は見てみたいですね。
仮面ライダースカルやドーパント抜き、純粋な探偵モノとして作ればそんなに予算はいらないかな。
例えば深夜枠で、30分と言わず15分とか20分とのかのショートムービーでも良いかも知れません。
それで5本、10本・・・と作ってくれたらなあ、なんて妄想を膨らませたり。