『電人ザボーガー』(2011)
2011年 10月 15日
何といってもバイクが変形するザボーガーにインパクトがありましたし、主人公・大門豊を演じていたのが『仮面ライダーV3』のライダーマン=結城丈二こと山口暁(山口豪久)ということで、スンナリと番組に入って行けたように記憶してます。
でも不思議なことにこの枠は、『スペクトルマン』は見ていなくて(裏で『巨人の星』を見てました)、次の『怪傑ライオン丸』から夢中になって見ていたのに、何故か『タイガーセブン』は見ておらず、そのくせ『ザボーガー』でまた帰ってきたという不思議な経緯があります。はてその間、一体何を見ていたんだろう?
ただ半年ほどで放送時間が変わっちゃったので、それ以降の『ザボーガー』は見ていません。金曜の夜7時だったから、『ウルトラマンレオ』の裏かな?
その後は更に日曜のお昼に移動しちゃったので、放送が続いていたことさえ気付きませんでした。雑誌に記事は出ていたものの、こちらでは打ち切りになっちゃったのかなあと思っていたくらい。今は知りませんけど、当時は子どもが見る時間帯じゃあなかったしなあ。
さて、そんな『ザボーガー』が平成の世に復活!
もう何でもアリだなあと呆れつつ、ちょっぴり期待したものの、青年・大門豊が活躍するリメイク的パートと、その25年後、熟年となった大門豊を描いたパートの二部構成と聞いたあたりから、アレレレレ、それってどうなの?という気分になり、しかも主演が板尾創路と発表されたあたりで一気にボルテージ・ダウン。
どう考えてもコメディにしかならないし、とか思っていたのですが、試写などの評判が案外良かったり、予告編が格好良かったりでちょっと気を持たせてくれたもので、おそるおそる劇場へ・・・。
結果は・・・・・・やっぱり自分には合いませんでした!

山崎真実(この人も戦隊出身ですね)はちょっとタンマですけれど佐津川愛美は可愛かったし、ザボーガーのアクション、それに現代的にアレンジされた変形シーンは素直に格好良く思えるんですが。
これからもかつてのヒーローの復活はあると思いますが、こういう手法は二度と使って欲しくありませんね。
ただ、菊池俊輔のオリジナル・スコアを新規録音で聴かせてくれたことだけは感謝です。
主題歌だけ義理でちょこっとだけ流し、後は全然関係ない人が音楽を担当することが多いリメイク作品にあって、ストレートにBGMまでオリジナルのまんま、という姿勢には脱帽。正副の主題歌も原曲に忠実なアレンジの新録音、のみならずオリジナル・ヴァージョンもしっかりと劇中に流れます。まさか子門真人の歌声がスクリーンから聞こえてくるとは・・・。
最近の「仮面ライダー」映画に欠けてるのは、文句なしにノレる菊池メロディーがないってことですねえ。
というワケで劇場版『ザボーガー』、辛うじてOK!



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青年期と熟年期ねぇ。
それにしても映画館、熟年期の観客(同年代)ばっかり(笑)
しかし…パンフレット少なすぎ!
手に入らない(T_T)
公開初日にGETしておいて良かった~。
『ザボーガー』は結構好きだったし、それなりに思い入れもあるので、やっぱり大真面目に映画化して欲しかったです。
ギャグ・シーンには正直どう反応して良いのか戸惑うばかり・・・。
映画会社でも最初から少量しか作ってなかったんですかねぇ・・・?。

子供の時に観てた割には、内容を殆ど覚えてなくて・・・。(苦笑)
ようやく視聴できたので、今更な書き込みになりました。
これってギャグ?と思える作りで、ヒーローものとして観ると違和感生じますね。
でも、エンディング画像を観ると、ちゃんとリメークされてるというか・・・当時はこれで楽しく観てたんだろうなぁ~と。
今観ると笑える・・・。(ブルドックのトラック)
ストロングザボーガーは、バズーガー撃ってもらいたかったなぁ~。
愉しんだ者勝ちなんでしょうが、ダメだった~。
また『仮面ライダー大戦』を観て、改めて板尾創路って苦手な役者だなあと思いました。
この人が主役じゃなければ、もう少し楽しめたかも…。