STAR WARS Blu-ray EP1「ファントム・メナス」
2011年 11月 19日
新三部作開巻となったエピソード1「ファントム・メナス」、映画館でこのタイトルバックを見た時はジーンと来ましたね。もう「スター・ウォーズ」の新作は拝めないんじゃないかと、半ば諦めていましたから。
製作開始の報を聞いた時は狂喜乱舞、日本公開を指折り数えて待ったものですが、やはり実際にこの目で「スター・ウォーズ」のタイトルを見るまでは半信半疑。お馴染みのテーマ曲と共にタイトルがせり上がってきた時に、「ああ、遂に来たか」と思ったものです。
期待が大きかった分、旧三部作とは随分と違ったテイストに「なんじゃこりゃ」と思わなかったと言えば嘘になりますが、それらをひっくるめて、やっぱ「スター・ウォーズ」好きなんだなあとも改めて感じたりして。
特に新三部作完結後は、一層この作品を肯定するようになりました。

劇場で公開され、その後VHSやLDでリリースされたヴァージョンと、DVD化の際に追加や修正を行ったヴァージョンの二つですが、今回は更にブルーレイ化にあたって再度の修正が。
まずはジャバ・ザ・ハットのCGがリニューアル・・・といっても、特にジャバに注目して見ていませんので、その違いは良くわかりません(苦笑)。
他にも幾つか手を加えられているようですが、一番わかりやすいのはヨーダでしょう。
これ、キャラが殆ど別物です。というか、旧三部作のイメージに近いものになっていますね。
このエピソード1のヨーダは旧作同様パペットで表現されていたのですが、時間経過を意識し過ぎたのかどうにも違和感の残るものに。
それを今回CGに置き換えたのですが、これならエピソード2や3にもイメージ的に繋がりますね。
しかーし!
今回最大の改変は、これは当然ながら日本版のみですけれど
字幕が大幅に改善されていること!
劇場公開時にはファンから字幕担当者への非難が殺到し、反対に出来が良いと評価された吹替版が人気を博すという現象が起きていました。
この字幕担当者はこれ以降も『ロード・オブ・ザ・リング』三部作や『オペラ座の怪人』、『キングダム・オブ・ヘブン』等々で悪名を轟かせることになり、「スター・ウォーズ」でもエピソード3は劇場公開後のDVD発売に際してかなりの量の字幕を入れ替えるという騒ぎになっていましたが(『ロード・オブ・ザ・リング』や『オペラ座の怪人』なども同様の結果に)、今回遂にエピソード1にも手が入れられました。
うん、これでやっと字幕版で見る気が出ました。
ブルーレイ、ありがとう!

ナイショ話。。。
(その1)
ダース・モールって如何にも悪役然とした威圧感あるデザインなんですが、中の人がちっちゃいんだよなあ。
クワイ=ガン・ジン役のリーアム・ニーソンみたいにでかい人と並べば仕方ないけど(といっても殆どアクション場面の絡みなので実は気にならない)、ヌート・ガンレイやルーン・ハーコよりもちっちゃいんじゃ、シディアス卿の使者として睨みが効かないんじゃないのかしらん?
(その2)
アミダラ女王の影武者となる侍女サーベを演じたのは無名時代のキーラ・ナイトレイですが、これがナタリー・ポートマンに良く似てます。
二人を別々に見るとそんなに似てるような気がしないんですけど、メイクのせいもあって作品中で見分けるのはなかなか難しいんじゃないかと思います。なにせ撮影現場にいたキーラの母親でさえ、二人を間違えたっていう話ですから。
ま、偽アミダラはアップにならなかったり、侍女パドメの姿でいるナタリーは目立つので実際には見分けはつくんですが、実は恥ずかしながら侍女サーベの時のキーラが未だにわかりません。フード被ってるから元々顔がハッキリ映ってないというのもあるのですが・・・。

来年から全6作が順次3D化。
まずはエピソード1が2月の全米公開に続き日本では3月に公開されますが、これでまた新しいヴァージョンが出来るんですねえ。やれやれ。
過去記事はこちら。

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