ハリー・ポッター on Blu-ray
2011年 11月 20日
てなワケで、ハリーと一緒に過ごしたホグワーツの7年間を振り返ります。
まずは一年目から。
結構何度も見直してる一作目ですが、それでも見るのは久しぶりかな。
ハリーもロンもハーマイオニーも、まるで別人ですねー。
いや、それよりもネビルとかドラコの方が様変わりかな。
チラっとだけ映るジニーも可愛いですが、まさかその後で正ヒロイン(?)に昇格するとは・・・。
それと二作目以降は、原作のアレがない、コレがない、ココが随分と違っちゃってる、という不満がボロボロと出てくるのですが、この一作目(と、前後編に分割された最終作)には少なめ。
勿論キャラクターやシーンなどかなり省略されているし、改変もされていますけれど、よっぽど何度も繰り返し繰り返し熱心に読んだ人でなければ、殆ど気にならないんじゃないかと思います(一作目だけに限れば)。
まあそれでなまじっか期待し過ぎたから、二作目以降に不満が出ちゃったというのもあるんですが。
こうやって改めて見ると、ロンとハーマイオニーは最初からフラッグが立っていたようにも見えますね。
実際ローリング女史は、途中でロンを殺そうと考えたこともあると語っていましたから、必ずしも二人がくっ付くのは確定だったワケではなさそうですが、逆にごくごく普通に(?)ハリーとハーマイオニーが結ばれるという選択肢はなかったのかなあとは考えてしまいます。
まあ最初からロンの妹ジニーの存在をちょっとずつ小出しにしていたから、ハリーのお相手がジニーなのは既定だったのかも知れませんが。
ところで本作のクライマックスは、賢者の石の争奪戦。
ホグワーツの先生たちが石を護るために数々のトラップを仕掛け、それをハリーたちが突破して行くというスリリングな展開が待ち受けているのですが、はて、クィレル先生はどうやってハリーたちより先にトラップを掻い潜り、石まで辿り着いたのでしょう?
最初のフラッフィーはハープに魔法をかけ、音楽を奏でて眠らせることで突破し、”悪魔の罠”はまぁ知識があれば何とかなるんでしょう。
しかし空飛ぶ鍵は? 一度開けた後で鍵は自動的に元の位置に戻り、次なる侵入者に備えるんでしょうか。
そしてそして”魔法使いのチェス”。
ロンが自らを犠牲にしてハリーを先に進めたチェスですが、3人が入って来るまでプレイされた形跡がありませんでした。それともこれも、一試合終わると勝手にリセットされる仕組みなんでしょうかね。
クィレル=ヴォルデモード状態だからといって、そこまで何でもかんでも出来ちゃうなんて。
・・・と、ここまで書いて来て更なるギモンが。
クィレルはヴォルデモードに取り憑かれているのだから、その行動は全て把握されていると考えても良いと思うのですが、そうなるとスネイプがヴォルデモードの僕としてクィレルを疑っていること、そしてハリーの味方をしていることを知っているはず・・・?!
闇の帝王はなんで最後までスネイプのことは疑わず、信じ続けたんでしょうねえ。