『ウルトラマンゼロ外伝 キラー・ザ・ビートスター/STAGE I 鋼鉄の宇宙』
2011年 11月 28日

一方ZAPクルーのヒュウガ船長とレイは、休暇を過ごすために惑星ブラムへとやってきたが、そこのあの謎の天球が出現。このままではブラムと衝突することをしった彼らは、それを防ぐべく天球内部へと突入する。
そこで彼らが見たものは、キングジョーやエースキラーなど、かつてウルトラ戦士たちを苦しめたロボット怪獣たちだった。エメラナ姫と出会ったレイはゴモラを呼び出し立ち向かわせるが、多勢に無勢。その時、ようやく姫を追ってきたゼロたちが合流する。
だがその前に謎のロボット、ジャンキラーが出現。更にジャンボットまでが姫に襲いかかろうとしていた・・・!
年末の映画公開と連動した新作OVを、11月12月と前後編で発売するのが恒例となった感がありますが、今回は映画の公開が来年3月にずれ込んで、さてどうなりますことやら。
とりあえず新作映画には出てこないらしい<ウルティメイトフォースゼロ>を大々的にフィーチャーし、更にZAPクルーも絡めた作品になっております。
まあ<ウルティメイトフォースゼロ>の活躍は嬉しいですが、ZAPクルーはそろそろ飽きてきたかなあ。
ZAPメンバーは別にウルトラマンに変身するわけでも関わるわけでもないんですが、主人公というより狂言回し的なポジションで物語を引っ張ります。そしてそれとは別にウルトラマンの活躍を入れなければならないので、どうもバランスが悪く感じられるんですよね。
おまけにレイは変身しないけれど怪獣使いなので、ゴモラを操ってのヒーローっぽい見せ場もあるから尚のこと。ウルトラマンとゴモラが並んで共闘している図というのも、古くからのファンにはどうしても馴染めません。
いっそレイとゼロが一体化し、ピンチのレイがゼロに変身!というお馴染みのパターンを取った方が、流れとしてはスムーズだと思うんですがねえ。せっかく名前も「レイ」に「ゼロ」と訳あり風なのに。
ま、ともあれ、後編となる「STAGE II」が楽しみ。
ラストにチラっとゾフィー、ウルトラマン、ウルトラセブンが映っていたけれど、当然彼らがゼロたちを助ける展開なんでしょう。それにジャンキラー改めジャンナインの覚醒にも注目かな。
それにしてもエメラナ姫の土屋太鳳、やっぱり可愛いねえ。
実際の彼女のことは勿論知りませんけど、清楚で気品があって可憐と、正にお姫様にピッタリの雰囲気を醸し出しています。インタビューの受け応えやブログの書き込みを読むと、本人も相当しっかりしている様子。
まだ16歳だもんなあ、これからどんどん活躍して欲しいもんです。