『箱根駅伝』 生島淳
2011年 12月 24日
五区の山登りが一躍注目ポイントとなった今は、往路の最後まで目の離せない展開が待っています。
復路でも、ここ数年は激しいシード権争いが大手町のゴール直前まで繰り広げられる正に”戦国駅伝”。
これはその予習用の一冊といったところでしょうか。
著者は以前『駅伝がマラソンをダメにした』という本を書いた人ですが、駅伝偏重の危険性は認識しつつも、ここでは箱根駅伝の愉しみ方と展望を披露。
各校のスタンスや取り組み方も、素人にもわかりやすく解説してくれます。
駒大・大八木監督、東洋・酒井監督、それに早大・渡辺監督へのインタビューも、現場の雰囲気が垣間見られたようで、ちょっとツウっぽい気分が味わえます。
さあ正月2日・3日は毎年恒例のTV漬けだ。
箱根駅伝 (幻冬舎新書)生島 淳幻冬舎 今回は、生島淳『箱根駅伝』を紹介します。箱根駅伝について書かれた本です。本番では出てこない箱根駅伝の裏話がかかれてあるのでそういう意味でも箱根駅伝が100倍楽しめるのかもしれません。 ちょっと箱根駅伝が肥大化しすぎてい...... more