『ウルトラマンゼロ外伝 キラー・ザ・ビートスター/STAGE II 流星の誓い』
2011年 12月 25日
ジャンボットの内部へ入り込んだエメラナ、ヒュウガ、レイは、天球の正体があらゆる生命体の抹殺を目指すビートスターであり、ジャンボットはそれにコントロールされていたこと、そしてジャンキラーはビートスターによってジャンボットをコピーして作られた存在であることを知る。
その間にも天球は刻一刻と惑星ブラムへと接近していた。ゼロたちが天球を止める時間を稼ぐため、ゾフィー、ウルトラマン、ウルトラセブンも駈けつける。一方エメラナは、ジャンキラーの心を開かせることが出来るかも知れないと危険な賭けに出ることに・・・。
OV『ウルトラマンゼロ外伝』の後編。
ビートスター暴走の陰に、どうやらバット星人がいるらしいことが暗示され、これが新作映画『ウルトラマンサーガ』への伏線(というほどしっかりしたものではないだろうが)ということになるようだ。

ウルティメイト・フォース・ゼロとZAPクルーがちっとも噛み合わないし、とりあえずレイたちがいなくてもお話は(多少の改変は必要だが)成り立つ。
というよりも、むしろいない方がゼロたちの個性やジャンキラーの葛藤などをもっと前に押し出すことが出来たのではないかと思うと残念だ。
ジャンキラーはエメラナによってジャンナインと改名。
ゼロ、グレンファイヤー、ミラーナイト、ジャンボット、レイ、ヒュウガ、ゴモラ、リトラに次ぐ9番目の仲間、という理屈付けは無理矢理感が強い。
ともあれ、5人になったウルティメイト・フォース・ゼロの更なる大冒険、期待しても良いのかな。