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『ウルトラマンゼロ外伝 キラー・ザ・ビートスター/STAGE II 流星の誓い』

ジャンキラーの猛攻に苦戦するゼロたち。そしてジャンボットもエメラナ姫に襲いかかる。だが毅然とした姫の言葉に動きを止めるジャンボット。そして何故かジャンキラーの動きも一瞬止まった。
ジャンボットの内部へ入り込んだエメラナ、ヒュウガ、レイは、天球の正体があらゆる生命体の抹殺を目指すビートスターであり、ジャンボットはそれにコントロールされていたこと、そしてジャンキラーはビートスターによってジャンボットをコピーして作られた存在であることを知る。
その間にも天球は刻一刻と惑星ブラムへと接近していた。ゼロたちが天球を止める時間を稼ぐため、ゾフィー、ウルトラマン、ウルトラセブンも駈けつける。一方エメラナは、ジャンキラーの心を開かせることが出来るかも知れないと危険な賭けに出ることに・・・。

OV『ウルトラマンゼロ外伝』の後編。
ビートスター暴走の陰に、どうやらバット星人がいるらしいことが暗示され、これが新作映画『ウルトラマンサーガ』への伏線(というほどしっかりしたものではないだろうが)ということになるようだ。

『ウルトラマンゼロ外伝 キラー・ザ・ビートスター/STAGE II 流星の誓い』_e0033570_2235363.jpgエメラナ姫役・土屋太鳳ちゃんの熱演に引っ張られ、なかなか熱があって見応えのある作品になっているが、それがなかったらかなり薄っぺらいものになっていたのではなかろうか。
ウルティメイト・フォース・ゼロとZAPクルーがちっとも噛み合わないし、とりあえずレイたちがいなくてもお話は(多少の改変は必要だが)成り立つ。
というよりも、むしろいない方がゼロたちの個性やジャンキラーの葛藤などをもっと前に押し出すことが出来たのではないかと思うと残念だ。

ジャンキラーはエメラナによってジャンナインと改名。
ゼロ、グレンファイヤー、ミラーナイト、ジャンボット、レイ、ヒュウガ、ゴモラ、リトラに次ぐ9番目の仲間、という理屈付けは無理矢理感が強い。
ともあれ、5人になったウルティメイト・フォース・ゼロの更なる大冒険、期待しても良いのかな。
by odin2099 | 2011-12-25 22:35 | ビデオ | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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