『仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGA MAX』 サントラ
2011年 12月 30日

音楽担当は中川幸太郎と鳴瀬シュウヘイの二人で、TV版『オーズ』は中川、『フォーゼ』は鳴瀬の担当だったから、2大ヒーローの共演作に両者の登板は必然。
また『ディケイド』と『W』は二人が組んで担当していたのだから、久々のコンビ復活作ということになる。
『オーズ』はロクに見てなかったので音楽はわかんないし、『フォーゼ』はまだ馴染むところまで行っていないのであまりピンとはこないのだけれど、その中で『W』のテーマが流れてくると、おっ、キタキタ~!という気分になってくる。
早く『フォーゼ』の音楽にも慣れないと。
また一際異彩を放っているのが”レジェンドライダー”のテーマとして使われている「戦え七人ライダー」のインスト版。
アレンジが、良く言えば現代的、悪く言えばスカスカでしょぼいのがややガッカリだけれども、やはり「仮面ライダー」と菊池俊輔は切っても切れない関係だ。
思えば今年は、『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』での「レッツゴー!ライダーキック!!」、『仮面ライダーオーズWONDERFUL/将軍と21のコアメダル』での「暴れん坊将軍」のテーマ(!)、そして本作という具合に、アクションムービーにおける菊池メロディーの威力を再認識させられた一年だった。
菊池メロディーをリスペクトしまくりの『電人ザボーガー』もあったし、もっと再評価されて然るべきだと思う。
クライマックスのバトルシーンでは『W』、『オーズ』、『フォーゼ』の主題歌が続けざまに流れたりしていたが、サントラには未収録。
その代わり(?)映画版の主題歌「SAMURAI STRONG STYLE」のmovie editionが収録されているが、綾小路翔に興味はないし、マーティ・フリードマンって誰?なヒトなので全く印象に残らず。
こういう楽曲って必要なんだろうか?と毎回のように思うのだが。

【ストーリー】 「仮面ライダー」誕生40周年となる2011年に放送を開始した最新作「仮面ライダーフォーゼ」とシリーズ前作「仮面ライダーオーズ」がタッグを組む劇場版。世界征服を ...... more