人気ブログランキング |

【徒然なるままに・・・】

odin2099.exblog.jp

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『2012』(2009)

題名が題名なだけに早いとこ見ておかないと、と焦って鑑賞した一本。

e0033570_18455191.jpg物語は映画公開時の2009年にスタート。
世界に滅亡の時が迫っていることに気付いた科学者が警鐘を鳴らし、米大統領だけでなく世界各国の首脳も交え、大規模なプロジェクトがスタート。それは選ばれた人類を乗せる箱舟を作るというものだった。
そして運命の2012年、予想を遥かに超えたスピードで災厄の刻が訪れる・・・というもの。

科学者や政治家がメインで進むのかなと思いきや、途中で売れない作家の一家が主人公になり、”選ばれし者”でない彼らが如何に破局を乗り越えていくのか、の興味で引っ張っていく。
物語の中心軸にいる人たちは比較的善意の人が多く、かなり綺麗事が正当化され、結果オーライになってしまうあたりは気になるのだが、CGを駆使してこれでもか、これでもかと描かれる天変地異の物量作戦にはただただ圧倒されるばかり。
2時間40分近い超大作だけれども、最後まで厭きはしない。

ただ毎度のことながら大風呂敷を広げっぱなしのエメリッヒ監督作品故に、ご都合主義的な部分に目をつぶれば、という条件は付く。
無力な善人はあっけなく命を落とし、憎たらしい人物はそれなりの末路を辿るという割り切り方も、潔いと言えば言えるかも。

e0033570_1846625.jpgDVDの特典映像には「もう一つのエンディング」が収録されているが、こちらは完成作に輪をかけてのご都合主義。
言葉は悪いけれど能天気なハッピーエンドになってしまうので、これはボツにして正解だろう。

ちなみに劇中で世界滅亡の日とされているのは2012年12月21日。例の「マヤの予言」から引っ張ってきたものだけれども、これが現実のものとならないことを祈ろう。
正月早々から地震頻発で、何だかイヤな気分だけど・・・。
by odin2099 | 2012-01-01 18:47 |  映画感想<ナ行> | Trackback(22) | Comments(2)
トラックバックURL : https://odin2099.exblog.jp/tb/17153901
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by メビウス at 2012-01-04 20:43 x
エクスカリバーさんこんばんわ♪TB有難うございました。そして明けましておめでとうございます。

これが公開された当初は2009年でしたが、早いもので今年はもう2012年。一部ではマヤ歴は滅亡を予言したのではなく、一つの年の区切りのようなものだと言う説もありますが、何はともあれ今年もまた1999年のようにどこかおっかなびっくりしながら過ごすのかなと思うと、少し気が滅入っちゃいますね^^;
そいえば今年のエメリッヒ監督の作品はディザスターとは無縁な歴史モノなんだそうです(汗

それでは、2012年もひとつ、宜しくお願いいたします♪
Commented by odin2099 at 2012-01-04 23:44
メビウスさん、本年も宜しくお願い致します♪

当初は映画館に行く気満々だったんですが、何故か失速して、時期を逸しながらのDVD鑑賞・・・。
この迫力、やっぱり大スクリーンで見ておけば、と後悔しました。
エメリッヒ監督は、やっぱりぶっ壊してなんぼ、ですねえ。ヘンに3Dとかに走らないで欲しいですが。

マヤ暦は、確かにノストラダムスの大予言と違い、人類の滅亡云々というのとはちょっと違うようですね。
新しい暦の始まり、という解釈みたいですが、でもわざわざ記しているのだから、何かあるのかも。
1999年の時はあまり災害だとかがあった記憶はないのですが、ここ数年は破滅へ向かっていると言われても納得してしまいそうなくらい、自然災害が続いてますので不気味です。
ブログトップ