【徒然なるままに・・・】

odin2099.exblog.jp

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『ジョニー・イングリッシュ/気休めの報酬』(2011)

まさか今頃になって続編が見られるとは思いませんでした。
前作からは8年ぶりとなるシリーズ第2弾。

e0033570_6271091.jpg前作で(結果として)大活躍したMI7のエージェント、ジョニー・イングリッシュでしたが、数年前のモザンピークでの任務で大失態、英国諜報部をクビになっていたのでした。
その後彼はチベットの僧院に引き籠り、己を鍛えるべく鍛錬の日々を送っていたのですが、そこにMI7から新たな任務の要請が!

英中首脳会議の最中に中国首脳を暗殺しようとする計画がある、との情報を得て、イングリッシュは情報提供者に接触を図ります。元CIAのこの男は、計画の背後に”ボルテックス”という3人組がいること、自分がその内の1人であること、そして計画の遂行には3人が持つ鍵を揃えることが必要なことを伝えますが、イングリッシュの目の前で男は殺され、一度は手に入れた鍵も奪われてしまいます。

2人目の男はKGBだと判明し、今度は鍵を手に入れますが、最後の一人はMI7内部にいると謎の言葉を残し、彼もまた暗殺者の手に。内部の裏切り者を探し出そうとするイングリッシュでしたが、あろうことかイングリッシュ自身に”ボルテックス”の嫌疑がかけられてしまいます。
濡れ衣を晴らそうと必死のイングリッシュ、その間にも本物の”ボルテックス”は着々と計画を進めているのでした・・・。

お話が要人の暗殺計画と、それを阻止しようとするイングリッシュの活躍に絞り込まれていますので、コメディとしてだけでなく、純粋なサスペンス物としてもなかなか楽しめる作品になっています。
相変わらずドジを踏みまくるイングリッシュですが、単に無能な奴ではなく、やる時にはしっかりとやる、という具合に描かれているので意外にも格好良く見えたりして。
ローワン・アトキンソン自身も果敢にアクション・シーンに挑戦しているようで、スタントも勿論使っているでしょうが、ギリギリで踏ん張っている感がしっかり出ていて、その点でもマル。

”ボルテックス”最後の一人の正体がバレバレだったり、お約束のギャグが繰り返される辺りに閉口する人もいるかも知れませんが、逆にオーソドックスなだけに安心して見ていられるのではないでしょうか。
『X-FILE』のジリアン・アンダーソンがMI7の女性局長、『ダイ・アナザー・デイ』のボンド・アクトレス、ロザムンド・パイクがヒロイン役ですが、流石に二人ともかつての魅力に陰りが見えてきたかな・・・。
by odin2099 | 2012-01-23 06:27 |  映画感想<サ行> | Trackback(21) | Comments(0)
トラックバックURL : https://odin2099.exblog.jp/tb/17258897
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
ブログトップ