『プラド美術館所蔵 ゴヤ/光と影』
2012年 01月 29日
混んでるかなあと思いつつも、国立西洋美術館へ行って来ました。
館内は大混雑というほどでもありませんでしたが、素描など小さめの作品が多かったこともあり、鑑賞客の歩みが遅く、それであちらこちらに渋滞が出来ているといった感じでした。
今回のメインは≪着衣のマハ≫が40年ぶりに”来日”したことでしたが、どうせなら≪裸のマハ≫と並べて鑑賞したいところですね。まあ贅沢は言えませんが。
個人的には≪スペイン王子フランシスコ・デ・パウラの肖像≫や≪日傘≫の方が気になりましたね。
そして素描画が沢山展示されていたので、最初のうちはちょいちょい覗く感じで見ていたのですが、そのうち面白くなって凝視するように。
風刺を目的として制作されたものや、寓話を描いたものが殆どということもあるのですが、そのデフォルメされた表情などはまるで漫画。
作者名を伏せ知らない人に見せれば、おそらく何の違和感もなく現代の作品だと受け取られるのではないかと思います。
ゴヤのこと、今更ながら興味がわいてきました。