『宇宙戦艦ヤマト2199発進式/俺たちのヤマトSP』
2012年 02月 18日
開場時間は30分近く遅れるわ、会場内はグッズ売り場が大混乱してるわ、途中で巻が入るわ、それでも終演が30分近く押すわ、でどうなることかと思いましたが、会場は盛り上がりましたね。
以下、思いっきりネタバレしてます。

第一部が「第1話先行試写」、第二部が「スタッフトーク」、第三部は「アーティストライブ」、そして第四部「キャストトーク」となってましたが、まず全員起立しての開会宣言の後、いきなり「宇宙戦艦ヤマト」のイントロと共にサプライズ・ゲストのささきいさお登場! そのまま主題歌を披露し、一気にボルテージはアップ!そのまま第1話の上映へとなだれ込みます。
第1話「イスカンダルの使者」、ここまでやるか、というぐらいの旧作リスペクトぶり。カット割、SE、BGMに至るまで殆どそのままトレースしている場面もあり、これはこれで旧作ファンから非難を浴びるかも知れません。
新設定としては、イスカンダルとの接触が初めてではなく、所謂”冥王星海戦”が、イスカンダルからの使者を迎える陽動作戦だという点でしょうか。
つまり以前からイスカンダルより救いの手が差し伸べられており、密かにヤマトは建造されていた、ということですね。

新キャラは殆ど出てこないので、実際にメインキャラたちと絡んだ時にどれくらい違和感を覚えるかはわかりませんが、まずまずな感じでした。軍隊用語だらけの「ヤマト」も、新鮮と言えば新鮮。
上映終了後、新キャラクター原田真琴役の佐藤利奈と岬百合亜役の内田彩が登場し、以後はこの二人が司会進行という形になります。
第二部のゲストは総監督の出渕裕(最後まで出ずっぱり)、キャラクターデザインの結城信輝、それにファン代表としてアニメ評論家の氷川竜介という顔触れ。新作よりも旧作に対するコメントが多く、期待したほどの新情報はありませんでした。
第三部のゲストは宮川彬良で、相変わらず軽快なトークを聞かせてくれます。
「美しい大海を渡る(イスカンダル)」は、『オズの魔法使』の「オーバー・ザ・レインボウ」が元ネタだった?とか、「ヤマト」の音楽は実はロックで、EL&Pから多大な影響を受けているとか、音楽家、そして”宮川泰の息子”としての斬新な考察などなど、興味深かったです。
今度の新作では旧作のBGM約70数曲を耳コピで採譜して新録音し、更に3割程度は新曲もあるそうで、その最たるものが「ガミラス国歌」。旧作には明確な「ガミラスのテーマ」というものがなかったので、今回は国歌を作り、それをアレンジしてガミラスのテーマとして使うとのこと。この国歌を、出渕・宮川の歌唱で披露という一幕も。
また再録音曲の中には「新コスモタイガー」があるのですが、これが何とワンダバ入り!
但しこれは総監督の意向ではないそうな(場内大ウケ)。
ここでささきいさおが再登場。正式に主題歌歌手として発表されました。
当時のレコーディング時のエピソードも披露してくれましたが、これって今まであまり聞いたことがなかったかも。
「真赤なスカーフ」も歌ってくれたので、これは劇中でも流れるのかも知れません。
続いてエンディングを歌う結城アイラも登場。しっとりとした、なかなか良さげな曲でした。

第四部はキャストトークで、ゲストは沖田十三役の菅生隆之、古代進役の小野大輔、島大介役・鈴村健一、そして森雪役の桑島法子。
波動砲発射シークエンスの生アフレコなどもやってくれましたが、この時点でかなり押してしまっていたようで、何だか落ち着きのない進行になってしまったのが残念でした。
1・2話には付かないオープニング・タイトルの特別上映があったりした後で、最後は全員揃っての鏡開きと撮影タイム。この写真はアニメ誌や公式サイトで公開されるようです。
出演者が全て退場し、さて帰ろうかと思っていると、サプライズでPV第2弾の上映が。
これ、結構良く出来てます。早く一般公開されると良いですね。

さて今の時点でわかっているのは、ガミラス帝星総統の名前がアベルト・デスラーなことと、ヒス副総統やドメル将軍も出てきますが、シュルツとガンツの肌は青ではなく、肌色のままだということ。二人は生粋のガミラス人ではなく、植民地から軍に入ったという設定になっているんだそうです。
またあの胸に拳を当てる「ヤマト式敬礼」は今回採用していない(ブーイングが起きてました)こと、大マゼラン雲(星雲)ではなく大マゼラン銀河という呼称に変わり、そこへの距離が14万8千光年ではなく16万8千光年にしたこと、などなど。

新キャラが発表された時には「ヤマト」ファンを止めようかとも思ったりしたのですが、これなら一縷の望みが出てきました。


地方住まいのおいらには、こういうイベントへの出席は無理なので、とても有難く思っています。
この「2199」は女性キャラがたくさん出てくるようですね。
個人的にはリメイクだからといって26話ではなく、「ヤマト」の当初予定だった52話の物語で作成してくれると良いのですが、どうなんでしょう・・・。
イスカンダルとの設定も少し違うようなので、ちょっとは期待してよいのかな?とも・・・。(笑)
「ヤマト式敬礼」が無いのは、ちょっと残念ですね。
新しい声優さんとキャライメージは合ってましたか?
気になる部分が、いろいろ多いので、DVD購入でしか視聴できない地域なので、購入予約が迷ってます。
ちょっとご助言いただけると幸いです。
これは時代に合わせて、という判断みたいですね。
ヤマトが発進するのは2話、ワープと波動砲は3話に出るとか。
1話には新キャラがあまり出てきませんので何とも言えませんが、旧作キャラのリファインぶりは好き嫌いが分かれるでしょう。
キャストは、千葉繁さんの佐渡先生などはあまり違和感なかったですし、沖田艦長の菅生さん、徳川さんの麦人さんも、オリジナルキャストに似ている訳ではないですが、悪くないです。
古代、島、雪らは、良くも悪くも新キャラクター、新キャストと見るべきですね。
音楽はオリジナルに比較的忠実な再録音になってます。
週明け早々に、第2弾のPVが公開されると思いますが、そちらはより本編の雰囲気が出てます。
そちらをご覧になってから判断されるのが良いかと。
自分は購入予定ですが。

了解しました。
第2弾のPV観てから判断します。
ついに今日で「ゴーカイジャー」も終わっちゃいましたね。
今後は旧戦隊に変身することは無さそうですね。(笑)
しかも映画の予告並みに長いです(笑)。
『ゴーカイジャー』、終わっちゃったので何だか気が抜けちゃった・・・。
映画の『スーパーヒーロー大戦』ではまた多段変身やりそうな感じですが、2番目のお宝手に入れるはずが大ザンギャックの皇帝になっちゃうのかな、マベちゃん。
しかしこのラストシーンなら、映画版含めたこれまでのレジェンド・ゲストの方々、それぞれがレンジャーキーを握り締めたり、空を見上げるカットを都度都度撮り貯めしておいて欲しかったなあ。