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「ヤマト・スペシャル」

先日は「宇宙戦艦ヤマトフェスティバル」を勝手に再現しちゃいましたが、今度は「ヤマトスペシャル」を再現。
といっても「ヤマト・スペシャル」、知らない人の方が多いでしょう。

1981年3月14日から4月3日まで、『宇宙戦艦ヤマト/新たなる旅立ち』『ヤマトよ永遠に』の2本立て興行が「ヤマト・スペシャル」と題して行われたのです。
当初は『永遠に』のアンコール上映ということで告知されていたと記憶していますが、その後に併映作品が発表され、『新たなる旅立ち』も劇場で見られるならといそいそと出掛けたものです。
『永遠に』だけだったら、もしかすると足を運ばなかったかも知れません。

「ヤマト・スペシャル」_e0033570_2151661.jpgそもそも『新たなる旅立ち』は劇場公開も念頭に製作され、テレビ放映に際しては幾つかのシーンをカットしたことは知っていたので、もしかすると削除シーンも復活した形で上映されるかも知れない、などと期待したのですが、残念ながら実現せず。
「ヤマトフェスティバル」のような大々的な規模の公開でもなかったので(もしかすると都内だけ?)、ポスターやパンフレットも新しくは作られず、かなり寂しい公開でしたね。
まだTVシリーズ『宇宙戦艦ヤマトIII』も放映中のタイミングでしたが、アニメファンの興味は既に同日公開だった『機動戦士ガンダム』の方へ移ってしまっていたようで。

ちなみにこの時の上映フィルム、両作品ともエンディング・クレジットが一部差し替えになっていました。
製作会社として「オフィス・アカデミー」の名前が表示される部分が、「ウエストケープ・コーポレーション」のテロップに置き換えられています。
その後のビデオやLD、DVDなどはオリジナルのままで収録されていますけれど。

「ヤマト・スペシャル」_e0033570_2153559.jpgさて、先日の「ヤマトフェスティバル」再現は結構苦痛だったと書きましたが、今回の「ヤマト・スペシャル」再現は思いの外楽しめました。
作品のクオリティとしては『さらば宇宙戦艦ヤマト』の方が格段に上かなとは思うのですが、やはり好きなのはこちら。
『新たなる旅立ち』は新乗組員の右往左往が楽しいですし、『永遠に』は何度見てもサーシャ(真田澪)の最期に涙します。
まあこれは好みの問題としか言いようがないですね。

また、作画面のクオリティに関してならばシリーズ中で随一かも知れません。
『完結編』は使い回しがあるし、ギリギリまでリテイクを繰り返したというスケジュールの無さが感じられますしね。
まあ二重銀河の描写や連続ワープの表現に、製作中に参考用に鑑賞したという『ブラックホール』『スター・トレック』からの影響が強く感じられるのは御愛嬌。
そういや話変わりますけど『さらば』の冒頭部分は、やはり参考で見たという『未知との遭遇』の冒頭部分とソックリだなと感じているのは自分だけ?

ところで今回、両作品ともDVDで見ていたんですが、あれ?『新たなる旅立ち』、台詞カットされてる?
Commented by 村石太レディ&森 at 2012-04-14 21:07 x
今 動画で マボロシの廃盤 宇宙船艦ヤマト イスカンダル 新コスモタイガー 白色彗星 さらば宇宙船艦ヤマトエンディング(途中からジュリーの歌) 実写のラブ ライブス 他 を 聞いています。音楽的に いいですよね。アニメのクラッシク音楽ですね。最高ですね。(探すの大変だったです。)音楽同好会(名前検討中
ヤマトは 1と2が 一番好きでした。アニメ同好会(名前検討中
キムタク カッコいいですね。
Commented by odin2099 at 2012-04-15 01:18
最新作含め「ヤマト」は名曲揃いだと思います。
また「ヤマト」が今日のアニメ界にもたらした影響は数ありますが、その一つに音楽の重要性を認識させた、音楽が商売になることを示した、ということも忘れてはならないでしょう。
by odin2099 | 2012-03-19 06:29 |  映画感想<ア行> | Trackback | Comments(2)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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