『シャーロック・ホームズ』 地上波初登場!
2012年 03月 21日

昔は公開「前」に放送するパターンが多かったですが、最近は公開「後」も珍しくないですね。TVの映画放送枠自体が少なくなってきてますし、プログラム編成も思うように行かないのかな。
お気に入りの作品、気になる作品は、DVDを買ったり借りたりしてるケースが殆どなのでTV放送を見ることは殆どないんですが、今回は吹替版を新規作成しているようなのでチェックしてみました。
ちなみに時間枠を拡大していた今回のオンエアーですが、それでも30分くらいはカットされていたようで。
その反面、枝葉を刈り込んだせいか、案外分かりやすくなっていたような気もします。
少なくてもつまんないとは感じませんでしたね。
で、気になるキャストを対比してみると(劇場公開及びDVD版→日曜洋画劇場版)
ロバート・ダウニーJr.(ホームズ)/藤原啓治→大塚芳忠
ジュード・ロウ(ワトソン)/森川智之→堀内賢雄
レイチェル・マクアダムス(アイリーン)/佐古真弓→沢城みゆき
マーク・ストロング(ブラックウッド卿)/加藤亮夫→大塚明夫
エディ・サーリン(レストレード警部)/後藤哲夫→樋浦勉
ケリー・ライリー(メアリー)/園崎未恵→田中敦子
ジェームズ・フォックス(ロザラム)/小林修→大塚周夫
ハンス・マシソン(カワード卿)/咲野俊介→小山力也
?(モリアーティ教授)/土師孝也→石塚運昇
という具合になります。これは甲乙付け難いメンバーですね。
大塚芳忠のダウニーJr、これはなかなかの雰囲気でした。もし最初にこの組み合わせで見ていたら、すんなりと受け入れたと思います。
ところが先に『アイアンマン』で藤原啓治に出会い、すっかりそちらが刷り込まれてしまったもので、どうしても違和感が先に立ってしまいますね。『アイアンマン2』も、この『ホームズ』も藤原啓治版で先に見てますし。
そういえば「日曜洋画劇場」では、昨年『アイアンマン』を放送した際にも池田秀一による新録版を作ってましたが、これはちょっと・・・。

私もわずかながらシャーロキアンであるので、シャーロックホームズの映画はやはり興味があります。(^^) 名優・ジェレミー・ブレッドが主演したグラナダTV制作の「シャーロック・ホームズの冒険」から、ホームズの学生時代、を描いた異色作「ヤング・シャーロック ピラミッドの謎 [DVD]」なんてのも見ています。 今回の「シャーロック・ホームズ」はアクションを強調したつくりになってますね。 もちろん、明快な推理も披露されるのですが、イメージは「シャーロックホームズ+インディー・ジョーンズ」でした。(...... more
