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『シャーロック・ホームズ/シャドウゲーム』(2011)

ロバート・ダウニーJr.のホームズ、ジュード・ロウのワトソンというコンビで描かれる最新のホームズ冒険譚。
監督は勿論前作に引き続いての登板となったガイ・リッチー。
前作では声だけの登場だった”犯罪界のナポレオン”モリアーティ教授が、今回はその片腕のモラン大佐を伴い堂々と登場。ホームズとモリアーティの対決色を強めたことで、お話の流れは追いやすくなった。
またホームズサイドでも兄マイクロフトが参加したことによって、より厚みが出てきたように思う。

ホームズもワトソンも、これまで何度も映像化されたイメージを裏切る配役だが、流石に二作目ともなると納得はしないまでも、これはこれでOK。吹替版を見たが、藤原啓治と森川智之のコンビネーションもしっくり行っていて、バディムービーの側面も盛り上げている。

『シャーロック・ホームズ/シャドウゲーム』(2011)_e0033570_1851421.jpgジャレッド・ハリスのモリアーティ、スティーブン・フライのマイクロフトもやや斜め上を行くキャスティングかと思うが、なかなか味があって良いのだが、どうも女優陣が自分の好みから外れているのが残念。
メアリー役のケリー・ライリー、アイリーン役のレイチェル・マクアダムス、それに今回のヒロインとなるシムを演じたノオミ・ラパス何れも”美人”と形容するにはワンクッション入れたくなってしまうのだが。

結婚式を目前に控え、あるいは挙式直後にも関わらず巻き込まれてしまうワトソン先生は哀れだし、ホームズは明らかにワトソンに嫉妬? その弟に負けず劣らずの奇人変人ぶりを発揮するマイクロフト・・・。
何やら原典を大幅に脚色した珍妙なオリジナル・ストーリーが繰り広げられていると思われがちだが、意外にも原典から引用された台詞やシチュエーションもかなりあって、スタッフはコナン・ドイルをしっかり読みこんでいるなあと感じさせてくれるのは、底の浅いホームズ・ファンでも嬉しい限り。
クライマックスのライヘンバッハの滝での死闘など、「こう来たか!」と驚かされた。

それでも前作同様、突き抜けた面白さという点では今一歩。もうちょっと面白くなったはずなのに、という物足りなさ、喰い足らなさを今回も感じてしまった。
ただこれであの人やこの人が終わりとも思えないし、ラストシーンを見る限りでは第3弾の構想もおそらくあるのだろう。そちらに期待したい。
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Commented by sakurai at 2012-04-02 16:30 x
私は意に反して吹き替えだったので、字幕をもう一回見に行こうと思っているのですが、なかなか果たせません。
ワトソンさんの声は似合ってたと思うのですが、ロバダウにちょっと違和感を感じてしまいました。
もともとのロバダウの声のイメージが強すぎたかも。
平田広明さんあたりでどうでしょう。
女性陣は、ちょっと小粒でしたかね~。
この映画は、二人の絶妙なコンビを楽しむのかなあと思って臨みましたので、それなりに満足でした。
Commented by メビウス at 2012-04-02 21:17 x
エクスカリバーさんこんばんわ♪TB有難うございました♪

原作知らずの鑑賞は相も変わらずではありますが、激しさが増してるアクションやホームズの脳内ビジョンの演出などは、無知な部分を補う面白さも持ってはいたので、自分もまた楽しく鑑賞できた次第ですね♪

そいえば自分は吹き替えでは鑑賞しませんでしたが、その吹き替えは藤原さんと森川さんだったんですね。前にテレビで1作目が放映されていたときは確か大塚芳忠さんと堀内賢雄さんとこれまた別だったのですが、イメージとしては藤原さんのホームズもしっくりな感じがしますねw
Commented by odin2099 at 2012-04-02 21:19
ロバート・ダウニーJr.の声は、今回も担当していた藤原さんで刷り込まれてしまってます(今回ちょっといつもと声の感じが違うので違和感ありましたけど)。
藤原さんじゃなければ、先日のTV版『ホームズ』を担当した大塚芳忠さんでしょうかね。
TV版『アイアンマン』の池田秀一さんはやっぱ違うと思うし。

平田さんはどーしてもジョニー・デップのイメージが強くて・・・。
でも飄々としたジャック・スパロウ風の役作りなら、案外トニー・スタークもホームズもイケるかも知れませんね。

女優陣は・・・うーん、うーん、うーん。
Commented by odin2099 at 2012-04-02 21:24
脳内シュミレーション(?)してのアクション・シーンは斬新でしたね。
今回は2作目だから、そのパターンを逆手にとって、バッドエンディングまで表現してるのが面白かったです。
サブタイトルにある「ジャドウゲーム(影のゲーム)」っていうのはこのことなんですかね。

劇場公開&DVD版は藤原&森川コンビで、TV版は芳忠&賢雄コンビでした。
ジュード・ロウは森川智之、堀内賢雄どちらも甲乙付け難いというか、案外二人とも声質似てるかなあと思いました。
by odin2099 | 2012-03-31 18:52 |  映画感想<サ行> | Trackback(40) | Comments(4)