『センター・オブ・ジ・アース』 TV放映版鑑賞
2012年 04月 27日
これ、2年ぐらい前に初放送だったのと同じヴァージョンだよね、多分(この時も「日曜洋画劇場」)。
ノーカット放送だったのかどうかはわかりませんが(エンドクレジットは丸ごとカットされてましたが)、冒頭に他のジュール・ヴェルヌ原作の映画化作品を幾つか、『海底2万マイル』やら『80日間世界一周』やら『80デイズ』やら『地底探検』やらを紹介し、本編が始まるとCM明けではCM入り前のシーンをわざわざ繰り返して流し、後半のクライマックスに差し掛かる前には「これまでのあらすじ」を挟み、そして本編が終わった後には新作映画『センター・オブ・ジ・アース2/神秘の島』の見どころを、全世界初公開(?)とかでタップリと見せてくれるという親切ぶりです。放送時間枠も延長していたんですから、殆どカットはしていないでしょう。
しかしリアルタイムで、しかも”ながら見”をしていたんならこの配慮は嬉しく感じたかも知れませんが、録画したものをCM飛ばしながら見ていると、かえってダラダラするもんですね。なかなか先に進まないもどかしさがあったりして。まあこれも視聴率アップの為の工夫なんでしょうけど。
でも、二度目ですが、映画は最後までハラハラドキドキ、ワクワクしながら愉しみました。適度なユーモアのセンス、この辺りブレンダン・フレイザーは上手いですな。
それに吹替もGood! やはり本職は安定してます。劇場公開&DVD版はタレント吹き替えでガッカリしたもんですから、新録してくれた「日曜洋画劇場」スタッフには感謝感謝。
ちなみにメインキャストを比較すると
トレバー(演:ブレンダン・フレイザー)/沢村一樹→堀内賢雄
ショーン(演:ジョシュ・ハッチャーソン)/入江甚儀→内山昂輝
ハンナ(演:アニタ・ブリエム)/矢口真里→小林沙苗
となります。
以前にも書きましたけど、矢口真里だけは合格点上げても良いかなあとは思ったのですが、やっぱり「餅は餅屋」。こういうのはしっかりとプロにお任せしましょうよ。
パート2はタレント吹き替えにならなかったので、喜んで吹替版を見に行きましたが。
ところでブレンダン・フレイザーの声って、TVだと賢雄さんという印象がありますが、ビデオやDVDだと森川智之フィックスという感じがありますね。一度この作品の森川さんヴァージョンも見てみたいもんですが。