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【徒然なるままに・・・】

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「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”

『ジョン・カーター』(2012)

<ウォルト・ディズニー生誕110周年記念作品>でありながら、映画史上最大の赤字映画などという不名誉な記録を打ち立てそうだということで、どれだけつまらない作品なのだろうと戦々恐々としていたのですが、なんだ、普通に面白いじゃないの。

e0033570_0204117.jpg原作は<地底世界(ペルシダー)>シリーズ、<ターザン>シリーズなどで知られるエドガー・ライス・バローズ『火星のプリンセス』
読んだことはありませんが、大まかなストーリーは知ってます。ちょっと前にはアサイラムが『アバター・オブ・マーズ』として映画化もしていますしね。

もう今から100年も前に書かれた小説なので、流石にそのまま映画化するには古臭すぎるということで色々とアレンジが加えられているようですが、まあそれは致し方ないかと。
ただそのことによって「どこかで見たような」映画になってしまってる部分があることも確かで、砂漠の戦闘シーンはやっぱり『スター・ウオーズ』っぽいし(特に『ジェダイの帰還』)、ラストシーンを含めて主人公が地球と火星の二つの世界を行き来する方法は、なんだ『アバター』の真似じゃん、と言われてしまいそう。この辺りが興行成績が伸び悩んだ理由なのかも知れません。タイトルが『ジョン・カーター』というのも平凡すぎるのではないでしょうか。
ただ、北米以外の世界興行では概ね好調だとの話もありますが。

ジョン・カーター役のテイラー・キッチュは『バトルシップ』でも主演してまして、今売り出し中のアクションスター(と呼んで良いのかな)。『バトルシップ』の記事でも書きましたけど、ちょっと前のサム・ワーシントンみたいな感じです。ただこの2作品では違った役柄を演じてますし(ちなみに吹替キャストも違っていて、こちらでは宮内敦士が担当してます)、サム・ワーシントンよりも華があるような。

他にウィレム・デフォーやマーク・ストロング、サマンサ・モートン、ジェームズ・ピュアフォイ、ポリー・ウォーカー、ドミニク・ウェストとか、『スパイキッズ』の弟くんダリル・サバラ(だからタレント吹替やめましょうってば)とか興味深い人たちが、時にはCGの下で熱演を繰り広げておりますが、個人的にちょいと気になったのがリン・コリンズ。
なかなかエキゾチックな美人ではあると思いますけど、”火星のプリンセス”こと絶世の美女デジャー・ソリスにはイメージ遠いのでは?

さて、原作は<火星>シリーズとして人気作品となっていますので、当然のように製作陣はシリーズ化を狙っていたんだと思いますが、どうも厳しいようですねえ(三部作構想とのこと)。
<ナルニア国物語>もそうですが、昨今のディズニーは古典的人気シリーズの映画化で苦戦が続いているような・・・。
by odin2099 | 2012-05-02 00:24 |  映画感想<サ行> | Trackback(17) | Comments(4)
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Commented by sakurai at 2012-05-02 13:58 x
地味~でしたねえ。
「バトル・シップ」と続けてみたのですが、かなり眠気に襲われました。
なんとか乗り切りましたが。。その時点でダメじゃん!なんですが、作りようによっては、もっと華やかに面白いものになったような気がするんですが、ちと惜しい作品でした。続編はあるかなあ。
Commented by odin2099 at 2012-05-02 21:35
原作を上手くまとめたという評価と、原作を台無しにしたという評価と両方あるみたいですねー。2作目以降の要素もかなり取り入れてるようなので、その辺りで割れてるのかな。こりゃあ読まなきゃダメかな。

原作をパラっと捲ってみたところ、作者のバロウズの聞き語りの部分は同じですが、直に叔父・甥の関係にしたのは映画オリジナル設定だそうで。でもその方が人間関係がスッキリしたのかも。
Commented by maki at 2012-08-28 10:06 x
こんにちは♪
世間の評価はかんばしくありませんが、個人的には私はこれ大変楽しめちゃいました。面白いとおもうのだけれど、つまらないと言う方が多いですね、残念です
赤字らしいですが、アメリカでの作品自体の評価は悪くはないようで、続編を期待しちゃうところです
タイトルは地味なジョン・カーターよりも火星のプリンセスのほうが良かったようには思います
Commented by odin2099 at 2012-08-28 18:33
>makiさん

ヒットしなかったのは新鮮味がなかったからではないかな、と思ってます。
原作が古典だからというのではなく、映像的に見慣れたものが多すぎたのと、出演俳優が地味だったかなあと。
映画としては自分も楽しんじゃいました。
続編、あると良いのですが厳しそうですね。
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