花の85年組
2005年 11月 09日
この年はぶっちぎりで新人賞総ナメという人はいなかったものの、彼女の他、松本典子、芳本美代子、井森美幸らが賞レースを争いました。
レースには参戦していませんでしたが、斉藤由貴、中山美穂、おにゃん子クラブがデビューしていますし、後にブレイクする南野陽子、浅香唯、大西結花らも”85年組”の一人です。
自分が一番バラエティー番組や歌番組を見ていた時期だったこともあって、この頃デビューしたアイドルたちには今でも強い思い入れがあります。
そんな中での訃報だったので、とっさに「歌姫、還らず」というタイトルを思いついたのですが、幸いSHIN様を始めとして、何人かの方に気に入って頂けたようです。ただ少々このタイトルだけが一人歩きをしている感もあって、気恥ずかしいというか、戸惑い気味ではありますが。
昨日はお通夜、今日は告別式が行われていました。
「行く?どうする?」などと声を掛けてくる人も周囲にいましたし、
斎場が自宅からそう遠くはない場所ということもあって、参列しようかどうか悩みました。
でもそこまで自分はミーハーに徹し切れないと判断し、結果として参列は見送ったのですが、今になって若干の後悔があります。
自分の中である程度踏ん切りをつける必要もあったのかなぁ、という思いがむくむくとわきあがってきています。
ただその一方で、やっぱり行かなくて正解だったのだ、という気持ちも強く、おそらくしばらくはこの相反する思いに振り回されることでしょう。
お通夜といえば
「私のコメントなんかより、彼女の歌を流してください」
そんな南野陽子の言葉に、改めて彼女に惚れ直した次第です。
同期デビュー、クラスメイトというだけでなく、CMで共演したり、プライベートでも仲が良かったと伝えられる彼女の発言は、やはり重いものがありますね。

本田美奈子亡くなったんですね。さいしょに知ったのはふつーにNHKのニュースででした。ピアノマンのときもそうでしたが、結構NHKってやるんですね。(でもピアノマンはNHKで初めて見たときは何も違和感なかったけど、ワイドショーで完璧イメージワイドショーになった) さいしょ「タレントの ~ さんが ~ 病で亡くなりました...」ってアナウンスが聞こえてきたとき誰の話だかふっと気になりました。特別興味があったわけじゃないですが、TV正面で見てた人に、え?だれ?って聞きなおして誰かわかったとたん、ええ~!...... more
朝お通夜の様子を見ていて、南野さんの「私のコメントなんかより・・・」の言葉に胸が詰まりました。
美奈子さんの屈託の無い笑顔と、空に抜けるような澄んだ歌声が
一人でも多くの人の心に残ればと思います。

”ライバルで親友”というナンノさんのコメントはやっぱり重いですね。
なまじっか昔を知っているだけに、「他人の悪口を絶対言わない天使のような娘だった」などという方のコメントを聞くと、「あれれれれ?」と思っちゃったりするのですが・・・(汗)。
他には工藤夕貴のコメントも印象的でした。今回初めて(なのかな?)「親戚説」を否定していましたね。デビュー当時からずーーっと「従姉妹同士」というのが定説でもありましたが。