『クイーンエメラルダス/VOL.4 サイレンの女神』
2012年 07月 04日
新シリーズとなった2作目。
原作からは<サイレンの女神>だけを借り受けただけの、もはや別物。
VOL.1の回想シーンで描かれるエメラルダスとトチローは、初対面かそれに近い雰囲気だったがエメラルダスの頬には既に傷があった。ところが今回のストーリーは、エメラルダスがトチローを助けようとして傷を負う話で、なんだか矛盾点がドンドン増えて行くようなのが気になる。
また、ストーリー、シナリオ、作画、演出全てにおいてレベルダウン。シリーズとしては尻つぼみとなってしまった。
一度は「全8巻」とぶち上げてみたものの、VOL.5以降の展開は未だ聞えてこない。
・・・と「ビバ!びでお」に書いておりますが、今回見直してみても同じ感想だなあ。
山ちゃん演じるトチローも再登場してきたが、随分無理している感じ。別に富山さんのモノマネしなきゃいけないワケでもないハズだけど。
VOL.1とVOL.2のテイストでもう2~3本見たかったし、かつて実現しなかった2時間クラスの長編作品も見てみたかったけど、ここで終わったのはかえって良かったのかも。