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『ブルースワット』(1994)

『特命戦隊ゴーバスターズ』を見ていると、この作品も早過ぎたのかなあ、なんて思い出したのが『ブルースワット』。
<メタルヒーロー>枠で放送されていたんですが、前番組の『特捜ロボ ジャンパーソン』や後番組の『重甲ビーファイター』に比べると、リアル志向に走った結果、地味過ぎて路線変更を余儀なくされちゃったんですよね。
ヒーロー物らしからぬ、ラブソング風の主題歌も好きだったんですが。

『ブルースワット』(1994)_e0033570_22134798.jpgこの頃は<東映まんがまつり>は既になくなっていましたが、<’94東映スーパーヒーローフェア>用に劇場版が作られています。
『仮面ライダーJ』と『忍者戦隊カクレンジャー』との3本立てでした。

この<スーパーヒーローフェア>、都合3回開催されましたが、映画館でしか見られない新ヒーロー(仮面ライダーZO、J、そして人造人間ハカイダー)をメインに、<スーパー戦隊>と<メタルヒーロー>の新作を組み合わせるという編成なのですが、この『ブルースワット』だけは新作映画が作られず、第1話「ビギニング!!」と第2話「ロンリーバトル」との再編集版で、宣材には謳われていませんが「キック・オフ!ニュー・ヒーロー」というサブタイトルが付いてます。

『ブルースワット』(1994)_e0033570_2214894.jpgこれは映画版を作る余裕がなかったのか、それとも早くも路線変更が模索されていたのか、さてどっちだったのでしょう。
じっくりと温めた、映画ならではの活躍を楽しみたかったのですがねえ。

主人公3人組のうち、鳴海翔役の正木蒼二は後に『超星神グランセイザー』でセイザートラゴスこと神谷豪役でヒーロー物に復帰、シグを演じた土門廣は、この前年に仮面ライダーZO/麻生勝役でデビューと、何かとヒーローづいていましたね。
美杉沙羅役だった白鳥夕香は綺麗な人だったなあ。
by odin2099 | 2012-07-25 22:14 |  映画感想<ハ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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