『ビブリア古書堂の事件手帖/栞子さんと奇妙な客人たち』 三上延
2012年 08月 03日

実際この本は、プロローグとエピローグに挟まれた四つのエピソードから成り立っていますが、一見するとバラバラのお話が最後には有機的に繋がっていたことがわかる、という構成になっています。
鎌倉を舞台にしたロケーションの妙、そして登場人物一人一人が、強烈ではないものの独自の存在感を持っていますので、気分良く読み終えることが出来ました。
本屋大賞ノミネート作品の常として、この作品にも映像化の話が持ち込まれているのかも知れませんが、安易な映像化は許さない雰囲気に満ちている、ということは言えると思います。


ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)三上 延アスキーメディアワークス 今回は、三上延『ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち』を紹介します。ビブリア古書堂の女店主の篠川栞子とアルバイトの五浦大輔が古書にまつ...... more

三上延さんの「ビブリア古書堂の事件手帖〜栞子さんと奇妙な客人たち〜」。 鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージ に合わない若くきれいな女性だ。残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を 営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大低ではない。人に対してと真逆に、 本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも、彼女は 古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解...... more

今回ご紹介するのは「ビブリア古書堂の事件手帖 〜栞子さんと奇妙な客人たち〜」(著:三上延)です。 -----内容----- 鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。 そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。 残念なのは、初対...... more

JUGEMテーマ:読書 鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大低ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも、彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは“古書と秘密”の物語。 ... more

著者:三上 延 感想: 三上延さんの『ビブリア古書堂の事件手帖』は今とても人気の高い本らしく、本屋さんにたくさん平積みされていますね。 古書店を舞台に、トラウマから本が読 ...... more

JUGEMテーマ:読書 鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない、若くきれいな女性だ。だが、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。 だが、古書の知識は並大抵ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも。彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。 これは栞子と奇妙な客人が織りなす、“古書と秘密”の物語である...... more

「ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)」は北鎌倉の古書店・ビブリア古書堂の店主の栞子さんと、あるきっかけからビブリア古書堂の店員なった五浦大輔が、古書にまつわる事件を解決してゆきます。古書の由来と事件がうまく結びついている上質の物語 ミステリでした。 店のある北鎌倉ってのがまた古書店が似合う場所なんですよ。実際にありそうに思えるのに、でもどこにもない空間。そんな店の奥には美しく、聡明なヒロインが本の謎を解き明かしてくれるんです。 古書は新書と違い、...... more

JUGEMテーマ:読書感想文    ◆ビブリア古書店シリーズ   篠川栞子の頭は、冴えいますね。   ちょっとした話の内容から物事を読み取ったり   本に書かれているものから人物像を推理したりと   まるでシャーロック。ホームズのようです。   そう、動きが鈍いところまでそっくりですね。...... more

そして、早くも続きが楽しみ!
それにしても、ほんっとに安易な映像化が多すぎて涙出ます。
今月ドラマが放送されるという「みをつくし料理帖」、
ヒドイ・・・。
でも、松坂桃李くんの「ツナグ」は楽しみです(笑)
ちょっとあざといかなと感じる部分も無きにしも非ずなのですが、キャラクター造形がどう、という以前に作品そのものの雰囲気がとても良い。鎌倉のロケーションも脳裏に浮かんできます。
『みをつくし料理帖』はどんなお話なのか読んでみようかなーと思っていた矢先にドラマ化の話題。出演者がイメージとかけ離れ過ぎていると非難轟々ですねえ(苦笑)。逆に非常に気になったりして。
桃李クンはTVドラマだけじゃなく、一体何本映画出るんだよー?というくらいの大活躍。
すっかり期待の若手俳優になりましたね。その一方で、なんか手の届かない遠い世界に行っちゃったような一抹の寂しさが・・・。
「シンケンジャー」の続編、マジで見たいんですけどね。