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『ネット版 仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大変』(2012)

『ネット版 仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大変~犯人はダレだ?!~』(2012)

『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』公開に合わせて配信されたネットムービーをDVDにまとめたもので、今回は少なめで全10篇の収録。

『ネット版 仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大変』(2012)_e0033570_22292286.jpg「仮面ライダー殺人事件 名探偵は君だ!」は、ラビットハッチ内で仮面ライダーディケイドの死体が発見され、その犯人を捜すというもの。「推理編」と「解決編」に分かれ、スーパー戦隊のメンバーなどが犯人と疑われるが、実は意外な真犯人が・・・というのだが、これがかなり楽屋落ち。このノリを楽しめるかどうかが微妙。
ちなみに仮面ライダー部の面々が揃って出てくるが、何故か風城美羽役の坂田梨香子だけがいない。スケジュールの都合?

「スーパー戦隊殺人事件 名探偵は君だ!」は、今度はゴーバスターズの司令室でゴーカイピンクが殺されている所から始まるストーリーで、やはり「推理編」と「解決編」の2篇。パターンは「ライダー殺人事件」と殆ど同じで続けてみると結構辛い。これまた楽屋落ちネタ。
ヒロムとリュージがやたらテンション高くて、本編とのギャップがありすぎるのも気になる。

「特命探偵バディゴー!」は、挑戦状に頭を抱える(謎が解けなければダーク・ネビュラ送りにされてしまう)速水校長の元にバディロイドが現れ、ゴーバスターズの探偵がその謎解きをするというもの。挑戦状はそれぞれ財団X、鴻上さん、それにホロスコープスからで、それをレッドバスターとチダ・ニック、ブルーバスターとゴリサキ・バナナ、イエローバスターとウサダ・レタスが挑んでいく。天野浩成は怪演だが、全体的にかなり無理矢理感が強い。

そして「オトナの鳴海探偵事務所」は、鳴滝とウラタロスで「鳴」「海」という探偵事務所だが、外観はわざわざあそこでロケ撮影している。
依頼人はゴーカイシルバーで、依頼内容は「ゴーカイはディケイドのパクリ?」「『カイジャー』って何だ?」「『アマゾン』の後番組は?」の3つ。あくまで「オトナ的」に解決、というのがキャッチフレーズなだけに、グレーゾーンというかブラックに近い内容も無きにしも非ずだけれども、今回のネットムービーでは一番と言うか唯一楽しめるシリーズになっている。

映画公開の度にネットムービーを製作するのが恒例になっているが、その出来には差があり過ぎ。ネットムービーありき、ではなく、もっと腰を据えて取り組んで貰いたいものだ。
by odin2099 | 2012-08-15 22:30 | 配信 | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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