『アベンジャーズ:プレリュード/フューリーズ・ビッグウィーク』
2012年 09月 08日
タイトルにあるフューリーとは、もちろんシールドの司令官ニック・フューリーのこと。<マーベル・シネマティック・ユニバース>のオフィシャル・エピソードとして刊行されたコミック本で、「フューリーの多忙な7日間」と訳されとります。
で、何が多忙な7日間かというと、『アイアンマン2』と『インクレディブル・ハルク』と『マイティ・ソー』、それに『キ

キャプテン・アメリカは氷漬けで発見されるわ、トニー・スタークは死にかけて自暴自棄になってるわ、行方不明だったブルース・バナーの居所が分かったと思ったら、軍がアボミネーションを誕生させちゃうわ、アイアンマンとウォーマシンはウィップラッシュとドローン軍団と激突するわ、空からハンマーは降ってくるわ、ハルクはNYで暴れるわ、ソーはデストロイヤー軍団と戦うわで、こりゃ落ち着いてなんかいられませんなあ。
イライラしっぱなしのフューリーの元、フィル・コールソンとブラック・ウィドウとホークアイが大活躍! というよりあっちこっちへ飛ばされ、こき使われまくってます(苦笑)。こっちも可哀想だ。
残念ながらマンガとしてはさほど面白くないが、映画ではどうなったかわからない「Mr.ブルー」ことサミュエル・スターンズ博士のその後が描かれたり、『アベンジャーズ』に出てくる新兵器が、回収したデストロイヤーを元に研究・開発されたものだったりと、あくまで裏話を楽しむものだと割り切った方が良さそう。