『アベンジャーズ』 アリソン・ローウェンスタイン:著/ジョス・ウェドン:脚本
2012年 09月 09日

その反面、前半部分は殆ど粗筋紹介に徹してますし、後半部分にしたってト書きでの説明が主で会話らしい会話シーンもロクになく、”小説”としては非常にお粗末なものになってしまってますね。
読み応えという点では不満足で、これは分量を考えれば致し方ないところですが、そもそも企画として詰めが甘かったということでしょう。
また映画の流れとは違う部分もかなりあり(これは過去作部分も含めて)、読んでいると違和感を覚える箇所もチラホラ。全体的にちょっと残念な出来になってしまってます。
しかしここで気になるのは「石田享:編訳」というクレジット。
「編訳」ということは独自のアレンジが入っているということ?抄訳版?
・・・改悪されていないことを祈っております。