『宇宙戦艦ヤマト2199 第三章/果てしなき航海』(2012)
2012年 10月 14日

8話は旧作の11、12話に相当するエピソードで、周囲を囲まれた中でデスラー機雷に仕込まれたガス生命体がヤマトを襲い、前面には灼熱の恒星グリード581が?!というシチュエーションを、シュルツ最後の戦いとして描いているため旧作9話の要素も加味されている。
「ガミラスに下品な男は不要だ」というデスラーの名セリフも健在。
9話は完全オリジナル・ストーリーで、捕獲したガミラスの機械化兵とアナライザーとの交流が描かれる。二体のロボットの間に芽生えた”友情”のような関係を前に真田と伊東が対立することで、伊東の不気味さ(?)を強調。今後の展開への伏線となるのだろう。また今回も雪の謎への目配せと思われるシーンが存在する。従来の「ヤマト」のイメージからは大きく外れる内容なので、おそらく賛否両論あるのではないだろうか。

これで全26話の内10話までを見て来た訳だが、ここまでの『宇宙戦艦ヤマト2199』という作品には十分合格点を上げられる。スタート前は、どこまで我慢してつきあえるか、と忍耐力への挑戦になるだろうと覚悟していたのだが、自分でも驚いている。
第四章「銀河辺境の攻防」の公開は来年1/12だが、今から待ち遠しい。


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全くです。
洋邦リメイク、リブート数ある中、ここまで過去作を尊重しながら新しい取り組みをしつつ、成果を上げている作品は他に思い付きません。