『ダイヤモンド・イン・パラダイス』(2004)
2005年 11月 18日
ナポレオンが所有していたという3つのダイヤモンドのうち、2つを盗んで引退した大泥棒ピアース・ブロスナンと恋人のサルマ・ハエック。
彼らに出し抜かれ続けていたFBI捜査官のウディ・ハレルソンは、バハマで優雅に暮す彼らの前に現れ、その島に停泊中の豪華客船に最後の一つが展示されていることを告げる。
さらにダイヤを狙う島の犯罪組織まで絡んできて、三つ巴の騙しあいはさてどうなる?
――てな感じの内容です。
これ、実は去年の作品でして、一時は今秋公開と言われていたのに一向にラインナップに上らず、「こりゃお蔵入りかな?」と思っていた矢先の試写会でした。ポスターには「陽春ロードショー!」とありましたが、無事に公開されるかな。
笑いあり、どんでん返しあり、となかなか楽しめる作品ですが、公開が先送りになってるのも致し方ないかなぁ、という気もします。
ブロスナンは肩の力が抜けたかのように楽しそうに演じていますが、『トーマス・クラウン・アフェアー』に続いての泥棒役ということで新鮮味はないし(宣伝では、007のブロスナンが泥棒を演じるということを大々的に謳ってますけどね)、それにちょっと老けた(苦笑)。
相手役のサルマ・ハエックも結構年齢重ねてますけど(汗)、あの美貌とプロポーションを保っているので、二人の間には必要以上に年齢差を感じてしまいます。
その分、ウディ・ハレルソンが頑張っているので良しとしましょうか(笑)。
感想は改めてサイトの方へ。
さぁ、明日は『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』の先行だ!
今、サントラ盤聴いているんですが、ジョン・ウィリアムズからパトリック・ドイルに音楽担当が交代しているので、随分雰囲気が変ってますなぁ。
* * * * *
「しねま宝島」より転載
ナポレオンが所有していたといわれる3つのダイヤモンド。
そのうち2つを盗んだ大泥棒のマックスと恋人でパートナーのローラは、これを機に引退してバハマで優雅なリタイヤ生活を送っていた。
そんな彼らの前に、7年もの間二人を追い続けながら取り逃がしてきたFBI捜査官のスタンが突然姿をみせる。
今バハマに停泊中の豪華客船には、残りの一つの展示されていると告げるために。
引退後どことなく空虚なマックスと、そんな彼を心配するローラ。
マックス逮捕に執念を燃やすスタン、それに地元の犯罪組織も絡んでの騙しあい。
最後にダイヤを手にするのは一体…?
あちらでは昨年公開されたおり、日本では当初今秋の公開予定といわれつつも延び延びになっていた作品。
ようやく陽春公開とアナウンスされ、お蔵入りにならずに済みそうなのは目出度い。
もっとも内容的にはビデオ・スルーになっていても致し方ないかな、という出来栄えでもある。
肩の力を抜いたリラックス演技のピアース・ブロスナンは悪くなく、キャラクター的にははまり役かなとも思えるが、”「007」のピアース・ブロスナンが泥棒を演じる”という宣伝側のアピールには新鮮味がない。
というのも既に『トーマス・クラウン・アフェアー』で泥棒役を演じているからで(現在続編企画も進行中)、イメージとしてはマックスもこのトーマス・クラウンと『テイラー・オブ・パナマ』をミックスしたような感じだ。
それに少々老けた。
もちろん実際の年齢を考えれば充分若々しいのだが、相手役のサルマ・ハエックと比べると歴然。
引退した大泥棒という設定には合致しているようにも思えるが、マックスは年齢的な面で引退を決意したわけではないのだ。
先ごろ「007」シリーズの正式降板と後任者の発表があったが、この作品見る限りではそろそろ潮時だったのかも、と思えてくる。
そのサルマ・ハエックも、実際にはブロスナンの相手役として若すぎるという年齢ではない。
しかしながら、この美貌とこのプロポーション!
サルマ見ているだけで満足出来るという人もいるんじゃなかろうかというくらいで、実年齢以上に年の差カップルに見ててしまうのが残念だ。
この二人の間を上手く立ち回っているのが、FBI捜査官役のウディ・ハレルソン。
生真面目でコミカル、お笑いパートを一手に引き受けている感もある彼が、中盤以降は実質的な主人公とも言える大活躍を見せる。
最後の最後まで見せ場が用意されているので、目は放せない。
ということで、随所に笑えるポイントも点在し、二転三転のどんでん返しも悪くはないのだが、通して見るとどうにも締まらない印象が残る作品だった。
目・鼻・口。
一つ一つのパーツは良いのに、並べてみると「福笑い」…とまではいかないが、微妙にバランスが崩れてる、そんな感じなのである。
監督は『ラッシュアワー』や『レッド・ドラゴン』のブレット・ラトナー。
いらっしゃいませ。
もうちょっと刈り込んでテンポをよくすれば、もっと面白くなったかなとは思いましたね。
色々面白くなりそうな要素はあるのに、それがあまり上手く機能していなかったというか。
で、やっぱり見所はサルマ・ハエックですね!(きっぱり)
「007」も良いですけど、こういう軽いノリのブロスナンも良いですね。
これに比べるとやや重たいですが、『トーマス・クラウン・アフェアー』はお勧めですよ。
ただ、『テイラー・オブ・パナマ』は悪ノリしすぎというか、ツボを外してるというか・・・。





