『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』 DVD鑑賞
2012年 10月 18日
これ、現役組の「フォーゼ」と「ゴーバスターズ」がメインだったら、もう少し展開のグダグダ感がなかったんじゃないかと思うけれど、そもそもこの二大ヒーローなら激突する理由がない。オレ様キャラの士とマーベラスでなければ引っ張れないのは確かなので・・・えーい、要するに根本的にストーリー展開に無理があるってことだ。デンライナーで過去へ飛ぶのも全く無意味。
それでも、なんだかんだありながらも最後は素直に共闘し、悪を倒してハッピーエンドならまだ良いんだけど、海東のバカが全てをぶち壊し。しかし当人は悪びれもせずに去って行き、他のメンバーも咎めるでもなく見送るだけ。こんな自己中なキャラ、「子ども番組」で肯定しちゃって良いの?
「ディケイド」とか「ゴーカイジャー」とか「フォーゼ」とかのBGMに基本オリジナルのメロディーが使われているところや、「カメンライド!」とか「ゴ~カイジャー!」とか「ファイナルベント!」などの音声もオリジナルに準じていること、それにゴーバスターズ基地の司令室やラピッドハッチ、ゴーカイガレオンなどのレギュラーセットがそのまま出てくるあたりにTVシリーズとの地続きを感じさせるものがあるのは嬉しいが(というか、当然のことの筈なんだが)、全体としてはやっぱり残念な大作としか言いようがない。
来年、どーするのかなあ?
過去記事はこっち。