『銀河英雄伝説』2 田中芳樹
2012年 10月 24日
帝国側では権力争い、同盟側ではクーデターと両陣営とも内憂外患の第2巻。その中にあって巧妙に立ち回るフェザーン、そしてその背後に不気味な影を見せる地球教。もし今「銀英伝」をリライトしたならば、おそらくここまでの展開を2巻で収めず、5~6巻は費やしたのではないか、と思えるほど凝縮されたものになってますが、ここまで惜しげもなく色々注ぎ込んだからこそ、密度の濃い充実した作品になったとも言えますね。
ただアニメ版になれてしまうと、ジェシカとかラップとか、あるいはアッテンボローやポプラン、ミュラーやケスラーでさえ、「あれ?これしか出番ないの?」と驚きます。スタッフはうま~く膨らませていたんだなあ。
ひとまずここで第一部完、というところですが、ご存知の通りちょいと重たいエンディングを迎えますので、引き続きお口直し(?)に「外伝2」を読んでおります。





