『男たちの大和/YAMATO』(2005)
2005年 11月 21日
試写会へお誘いいただきました(またもや他力本願)。<戦後60周年記念作品>と銘打たれておりますが、華やかさ豪華さとは無縁の力作です。

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「しねま宝島」より転載
復帰した角川春樹が、映画化に執念を燃やしたという<戦後60周年記念作品>。
言うなれば、往年の<角川映画>の復活でもある。
実姉である辺見じゅんの原作を、原寸大の戦艦大和のセットを作るなどして超大作として映画化。
戦争全体ではなく、その一局面を真摯に捉えた力作でもある。
どこまで事実に基づいた物語になっているのかはわからないが、生半可な気持ちで見ることが許されないくらい陰惨な光景が繰り広げられ、目を逸らしたくなるものの、それが許されないくらいの圧倒的な重みを持っている。
難を言えば、馴染みのない若手役者が中心のキャスティングで、しかも揃って坊主頭に水兵服という出で立ちなので、個々のキャラクターが判別しにくいこと。
それにW主演を謳われた反町隆史と中村獅堂演じるキャラクターと、実質的な主役である松山ケンイチらが演じる少年兵キャラクター、そして渡哲也、奥田瑛二、林隆三といったベテラン勢が演じている軍や艦の上層部という具合にドラマの主点、力点が分散してしまって、それぞれがあまり絡まないことだろうか。そうはいっても、波を蹴立てて進む戦艦大和はそれだけで主役スターの貫禄たっぷり。
充分に絵になる存在感である。
この大和の大きさを体感する為だけでも、映画館に足を運ぶ価値はあるように思う。
惜しむらくはお正月映画としての華に欠ける点で、これは本来<終戦記念日>のある8月に公開すべき作品だったと思うが、逆に年末年始に気を引き締めて見るのも悪くないかもしれない。
結構、大和の戦闘シーンは迫力ありましたね。
私は分かっていながら やっぱり泣いてしまいました。
僕も試写会で観てきました。
たしかに、最初のほう、誰が誰やらわからなかったですね。
画面も暗いし帽子かぶってるので、今だに中村獅堂の骨を殴ったのは誰なのか、わからないままです(^^;)
でも、リアルで迫力のある映像に圧倒されましたね。目をそらしてはいけないような気持ちになりました。
TBさせてもらいますね。
今年は『ローレライ』『戦国自衛隊1549』『亡国のイージス』の福井晴敏三部作、そしてコレ、と男くさい映画が続きましたけれど、実話に基づくだけあってコレが一番重いですね。
そう何度も見たい映画ではないですが、一度はきちんと見ておきたい、そんな作品だと思いました。
>今だに中村獅堂の骨を殴ったのは誰なのか、わからないままです(^^;)
そうなんですよね。まぁ推測は出来るんですけれど・・・(苦笑)。
さて、そろそろサイトの方にも感想きちんと書かなきゃ!
TBありがとうございました。
特殊効果も含めて福井さんの三部作よりもずっと見応えがあったし、上手くまとまっていると思いました。
確かに重い映画ですが、戦争を風化させないためにも見ておきたい映画ですよね。
本当に一度は見ておきたい作品ですよね。
ただ残念ながら重いので(苦笑)、そう何度も見られそうもないですが。
その点、福井さん原作のものはフィクションだから、娯楽作品として何度でも楽しめそう。
勿論作品の性質が違うので、そういう面での比較は無意味ではあるんですけれど。
サーバーくん、ご機嫌斜めかな。
あ・・・確かに少年兵は全員坊主頭だったから、自分もそれが戸惑いの原因になったかも・・(汗
ストーリーも全体的に良かったですし、久石譲や、長渕の主題歌と音楽方面でもこの映画をバックアップしていたように思えますね。
主題歌はいらなかったなぁ、と思っております。
で、長渕ファンに怒られちゃったんですが(爆)。
久石メロディーは、泣かせだけじゃなく、勇壮な感じもあって良かったですね。
もっとも原作本は長いし、重苦しそうなので、う~ん・・・。
原作者自らの手になるノベライズ本も出てますが。
まったくテイストが違うのに、今回の音楽で、ジブリっぽい旋律が流れてきましたね。やはり、久石さんだと・・・。
いえいえ、こちらこそ。
音楽、お気に召しませんでしたか?(苦笑)
私は結構嵌ってしまい、サントラCDを買うに到りましたが。
さてDVDはどうしましょうかねぇ・・・。
TB&コメントありがとぉ~ございまぁ~す!
確かに登場人物が多く、しかもみんな同じ格好で分かり難かったですね
でも色々考えさせられました
そしてずっと涙が止まりませんでした・・・。
それにしても映像凄かったですね!
あの迫力は劇場で体感したかったです!
わたしはDVDで観ましたが、重いテーマで、見終わるまで随分かかってしまいました。
わたしには重過ぎて、少し辛かったです。
こんなになったのは、「蛍の墓」以来です。
いろんなシーンで涙が溢れ、ほとんど号泣していました。
もし、映画館で観ていたら、ちょっと恥かしかったかもしれません。
DVDは未だに放ったらかしです。そろそろ中身をチェックしないといかんなぁ・・・。
自分は重すぎてかえって泣けなかったんですが、改めて冷静に見直すと泣くかもしれませんね。
ただ、そう何度も見たいと思わないし、見られる作品でもありませんが。
『火垂るの墓』は未だに見ていません。
なんだかこのままずーっと見ずに終ってしまいそうな気も。
良い良いとは聞いているんですが、気乗りしないんですよね(苦笑)。
重いなぁと思って映画館に行かなかったのかもしれません・・・。
海老蔵の『出口のない海』も同じ理由・・・。
でも、迫力は映画館で味わいたかったという思いもあります(苦笑)
『戦場のピアニスト』もそうですけど、どうしても戦争ものは、感動しても、もう一度見るという気がしません。。。
ちなみに『火垂るの墓』は思い出すだけで悲しくなります(;_;)
『出口のない海』は観に行こうかなと思っていた時期もあったんですが、結局は見送り。
やはり内容が辛そうだったもので。
元々、音楽担当が加羽沢美濃さんだったから、というだけの鑑賞動機だったのですが(苦笑)。
『戦場のピアニスト』も『火垂るの墓』もダメですね~。
観ないままで終ってしまうかも・・・?
ヒットしたからとやかく言う筋合いではないんですが、やっぱりお正月映画としてはどうなのかな、と思いますね。
ところで『出口のない海』ってどうなんでしょうか?
あからさまなお涙頂戴モノはどうにも苦手なんですがねー。
でも上で書いたように加羽沢さんが音楽担当なので、それだけでも見なくちゃいけないな、と思ってはいるのですが(苦笑)。
そうはいっても、波を蹴立てて進む戦艦大和はそれだけで主役スターの貫禄たっぷり。




