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「アベンジャーズ」第四章:『マイティ・ソー』

SFXを駆使したアクション映画だと考えると躊躇してしまう人も、おとぎ話・昔話の類だと思えばハードルは下がるんじゃないかな。王位を争う二人の王子、一人は王の実子だがもう一人は養子、というのは史劇などにもよくあるパターン。その辺りを汲んでケネス・ブラナーが監督に抜擢されたのかな、と思う。また、これまでの作品に比べるとファンタジー色が強く、この作品単独の続編も早く見てみたい。

「アベンジャーズ」第四章:『マイティ・ソー』_e0033570_20503879.jpgところで劇中に出てくるセルヴィグ教授の「知り合いのガンマ線研究者の元にもS.H.I.E.L.D.が訪れた。以後、彼は行方不明だ」という台詞、良く考えると若干の矛盾点を含んでる。もちろんこれがブルース・バナーのことだとしてだが、ブルースはS.H.I.E.L.D.と接触していないし、逃亡の理由も別にある。軍=S.H.I.E.L.D.と乱暴に解釈すれば当たらずも遠からずだが。

それにしてもクリス・ヘムズワースってこういう声だったのか。
この『マイティ・ソー』も『アベンジャーズ』も『スノーホワイト』も全部劇場では吹替版で見てしまったので、字幕スーパー版をチョイスした今回初めて聞いた。
でも本作や『アベンジャーズ』で声を当てた三宅健太は雰囲気が似ているので、字幕版から入った人が吹替版を見てもさほど違和感は覚えないのではないかと思う。ロキ役のトム・ヒドルストンは、悪いけれど平川大輔の吹替の方が素敵だ。

【独り言】
劇中でロキも叫んでたけど、オーディンはぶっちゃけロキに王位を継がせる気があったのかね?
仮に王様になった後で自分の出自に気付いたら、どんな行動をとったやら。それにアスガルドの民が認めるのかどうか。神様の考えることはよーわからん。

過去記事はこちらこちら

by odin2099 | 2013-01-06 20:51 |  映画感想<マ行> | Trackback | Comments(0)

「きのふの是はけふの非なるわが瞬間の感触を、筆に写してたれにか見せん」(森鴎外『舞姫』) HNは”Excalibur(エクスカリバー)”


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